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腹筋運動から見直すピンポイント筋トレの基本

ピンポイントで鍛えることの重要性はわかっても、従来のトレーニングとは具体的にどう違うのか、まだイメージするのは難しいことでしょう。そこで、腹筋運動を例にもうすこし掘り下げてお伝えします。

腹筋運動をしたことがないという人は、ほとんどいないでしょう。にもかかわらず、正しい知識に基づいたフォームで指導されているとはいえないのが現状です。腹筋運動の中で最もポピュラーなのは、二人一組になって一人が足首を押さえ、仰向けに寝た状態から上半身を垂直に起こし、再び仰向けに寝る「シットアップ」と呼ばれるもの。昔から学校の体育の授業や部活動などに取り入れられていました。実はこのシットアップは腹筋に効きにくい腹筋運動法なのです。

腹筋とは、腹筋群(腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋)の総称です。しかし、シットアップでは股関節の前にある腸腰筋など腹筋以外の筋肉に負荷が分散し、お尻を上下動させる反動を使ってしまいがち。それではピンポイントで鍛えているとはいえません。

それに、あまり知られていませんが、ヒトは仰向けの姿勢が苦手。四つん這いで歩いていた長い歴史に比べれば、二足歩行になったのはごく最近で、お腹側よりも背中側の筋肉のほうが発達しています。

苦手な姿勢で行う腹筋運動は、首や腰など、腹筋以外の部位に負担がかかりやすく、適切に行わないとリスクも伴います。

【書誌情報】
『世界一引き締まる6回腹筋』
著:坂詰真二

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