筋肉はゆっくりトレーニングするほどしっかり鍛えられますが、そもそも行える適切な負荷で行うことが肝要。弱すぎても強すぎてもNGなのは、負荷が弱すぎると効果がないし、強すぎると筋肉や関節にダメージを与えるリスクがあるため。
あと2回できる余力を残して,6〜12回行える負荷がベストです。筋力アップに合わせて、動作スピードを遅くし、回数を増やして調整しましょう。
また、1セットではなく30〜90秒のインターバル(休息)を入れて3セット行います。なぜ3セットかというと、力を100%出し切ったつもりでも、使われるのは、その筋肉の30〜40%止まりだからです。これは過度に力を出して肉離れや腱の損傷を起こすことのないように、筋肉に備わった制限機能が働くためです。
インタ ーバルを挟んで3セット行うことで、筋肉は100%使われます。30〜90秒という長さは、筋肉がある程度回復するけれども、完全には回復していないという状態。
適度な刺激なので、筋肉合成を促すために最も効率がよいといわれています。
インターバルを挟んでの3セットが、その筋肉をまんべんなく使って最大の効果を導き出すのです。筋トレは量より質。回数が多いほどよいわけでもないし、長く続けるほど効くわけでもないことが理解できるでしょう。
【書誌情報】
『世界一引き締まる6回腹筋』
著:坂詰真二
たった6回からの腹筋でお腹が劇的に引き締まる!『世界一やせるスクワット』の監修者が教える、世界一効く“腹筋”を大公開!色々なダイエット法で痩せた! という人は多いのではないでしょうか。でも、なんだかモデルさんのように引き締まっていない…。そんな人は本書の腹筋をぜひ試してみて下さい。1セット6回からという少ない回数で超時短でありながら、狙いたい筋肉をピンポイントで鍛えられる最高効率のトレーニングで、筋肉に適度な厚みを出し、カラダにメリハリを作れます。また、本書では腹筋だけでなく、下半身から上半身まで、メリハリを出すのに欠かせない部位別にトレーニングを掲載。ぽっこり下腹、寸胴ボディ、気になる腰肉などが解消し、健康面でも様々なメリットがあるほか、引き締まった太りにくいカラダも手に入ります。さらに日常生活で役立つ「ストレスマネジメント法」や「メンタルコントロール法」のほか、太りにくい「食事コントロール法」などボリューム満点の内容です。ぜひ最短距離で魅せるカラダが作ってみて下さい!
公開日:2019.12.13
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