鉄をサポートし貧血予防!血管や皮膚の健康維持も!:銅
銅は、鉄がヘモグロビンと結びつくのをサポートしています。
逆にいうと、銅がなければ鉄はヘモグロビンと結びつくことができず、全身に酸素を運べません。
鉄を十分に摂取しても、銅が不足する と貧血になってしまうのです。
また、身体をサビつかせる活性酸素と戦う酵素をつくる働きもあります。
身体のなかの脂質が酸化すると血管壁にこびりつき、動脈硬化の原因になるのですが、銅がつくる酵素がこれを防ぎます。
紫外線などの刺激から身体を守る「メラニン」の生成にも不可欠です。
【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder
子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!
公開日:2019.11.07
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