甲状腺ホルモンとなり、成長をサポートする!:ヨウ素
ヨウ素は、のどにある「甲状腺」が分泌している「甲状腺ホルモン」の材料になっています。
身体のなかにあるヨウ素のうち、70〜80%は甲状腺に含まれています。
甲状腺ホルモンは、細胞の新陳代謝を促進しています。
成長ホルモンの分泌にもかかわるため、細胞の生まれかわりが激しい乳幼児や成長期の子どもにとっては、特に必要な栄養素といわれています。
そのほかに、新陳代謝の盛んな皮膚や髪の毛、爪が健康な状態を保つよう働いたり、栄養素をエネルギーにかえるサポートをしたりします。
【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder
子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!
公開日:2019.11.20
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