『たんぱく質は1食分に多くとっても意味が無いって本当？
効率よく痩せるためには筋肉を増やすことが効果的であることはこれまでご紹介した通りですが、摂取したたんぱく質をより筋肉につくりかえるのに必要な栄養素があります。それは栄養素のひとつ「ビタミン」。水溶性ビタミンのひとつで、一部は腸内細菌によって体内でもつくられています。
ビタミンＢ６はたんぱく質といっしょに摂取するとアミノ酸の再合成を助ける働きがあり、筋肉を大きくするのに役立ちます。さらにうれしいことに、たんぱく質が多い食事で増えてしまう脂質の代謝を促す働きもあります。
そのほかにも「免疫機能を正常に維持する」「赤血球のヘモグロビンを合成する」などの健康効果があります。髪や皮膚を健やかに保つ働きもあるので、美しい体づくりにも役立ち、不足してしまうと、口内炎や貧血の原因にもなります。
ビタミンＢ6が多く含まれている食材として、かつおやまぐろ、鮭などの魚介類、鶏肉、大豆などがありますこれらはたんぱく質も豊富なので、ビタミンＢ6も同時に摂取できる一石二鳥な食材です。バナナにも豊富で、間食などでも手軽に食べられる食材としてもおすすめです。
出典：新ダイエットごはん
【書誌情報】
『新ダイエットごはん』
上西一弘 著
糖質制限ダイエットが流行する中、筋肉を作る重要な栄養素として注目を集め始めている、『たんぱく質』を使ったレシピを紹介！
1日に必要と言われている分量を効率よくしっかり摂れて、お腹にも大満足のおいしい料理を紹介します。
また、動物性たんぱく質、植物性たんぱく質それぞれのオススメ配分なども考慮した、献立例なども紹介。
たんぱく質を食事の中にどう取り入れていくかよくわからない人でも、これ一冊でリバウンドしないダイエットが可能になります。
公開日：2022.06.10
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