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パプリカのおすすめ保存方法/切り方&調理方法/食べ合わせ/メニューとは!?【カラダを温める食べ物】

Text:石原結實

体を温めるアイドル食材

身近な、いつも食べているものにも、体を温める食材はいっぱいあります。なにげなく口にしてはいたけど、もっと効果を感じたい、合理的に食べたい、と思いませんか? 切り方や調理方法で栄養価が変わるので、これを参考にしてぜひ、実践してみましょう。

【パプリカ】冷えが原因の肩こりを改善するカラフルな野菜


●成長過程で栄養分が変わる七不思議
色鮮やかなパプリカはピーマンとよく似た野菜。その違いは大きさと果肉の厚さ。黄、オレンジ、赤の順番で完熟度が上がり、栄養も変化します。完熟がマックスになると、βカロテンはピーマンの7倍、ビタミンCは2.4倍、ビタミンE は5.4倍ほどになります。色によって、それぞれ主な栄養素が違ってくるのもパプリカの特徴。

赤パプリカは、唐辛子にも含まれるカプサイシンがあり、高い抗酸化力を持ちます。新陳代謝を高めるので、冷え症の改善にも効果があります。黄パプリカは、ビタミンC が豊富で美白、肌の老化を防ぐ作用があります。オレンジパプリカは、生活習慣病の予防に役立つβカロテンが豊富。どれも青臭さがなく、甘味があるので生でも美味しく食べることができます。

【Point】種を捨てちゃダメ!
パプリカの種には、余分な塩分を排出してむくみを予防するカリウムが含まれてるので食べなきゃソン。

保存方法

●切って冷凍すれば、とっても便利
丸ごとなら紙で包み、ビニール袋に入れて軽く閉じ、野菜室で保存します。1週間ほど保存可能。切った場合、断面にぴったりラップをしてビニール袋にいれて野菜室で保存。この場合は2~3日中には食べ切りましょう。長期保存したい場合は、カットして密閉袋に入れて冷凍庫で1か月ほど保存が可能。使う時は解凍しないでそのまま調理します。

おすすめの切り方&調理方法

●食べられないのはヘタのみ
炒めたり、グリルにするときは大きめのくし切りがおすすめです。サラダに入れたり、サンドイッチの具材にするときは薄切りが食べやすいでしょう。他の具材も合わせてさいの目切りにすると、見た目も可愛くおもてなしに喜ばれます。また、パプリカのワタには血液をサラサラにする成分が含まれているので、一緒に炒めて食べましょう。

・くし切り/グリルなど
・薄切り/サンドイッチなど
・さいの目切り/サラダなど

おすすめの食べ合わせ

●パプリカ+オリーブオイル
βカロチンを倍増させてアンチエイジングに。

●パプリカ+卵
良質タンパク質と合わせてがん予防に。

パプリカメニュー例

焼きねぎ、ねぎとじゃがいものスープ、甘酢炒め、ねぎとレモンのマリネ、ねぎとキュウリの塩炒め、鶏の中華和え、ねぎソース、ねぎフライ、鍋など。

【書誌情報】
『図解 カラダを温める食べ物』
著者:石原結實 医学博士/イシハラクリニック院長
レシピ/料理:藤沢セリカ

近年、低体温が病気を招く原因となり、体温が上がると不調が改善=健康になるといわれている。医師である著者が、身体を温める30種以上の食材をクローズアップし、食材ごとの成分や効能、また、調理法や切り方・保存法・食べ合せによる最適な摂り方を紹介、解説する。

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