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短期間で上達する為に空振りやフレームショットは正しいプロセスである理由とは!?【新装版 勝てる!理系なテニス】

空振りやフレームショットは正しいプロセス

●松尾衛/理論物理学者

田中プロは、「空振りやフレームショットは最高!」と言っていますよね。フレームショットになってボールが相手コートに入ったら、それは最高のショットだと。この言葉は『瞬間直し実践会』の会員でさえ、驚いていました。これによって、日頃からしょっちゅう空振りやフレームショットを連発している私は心が救われました。

本当に極端に振ったら、絶対に空振りするものです。「空振りできないなら、どこかでボールに合わせてラケットを振っている。これではプロのようなスイングはできない」と思い、心が折れそうになりながらも、テニススクールで空振り、フレームショットを打つまで頑張ったのです。

空振り、フレームショットは、正しいプロセスを正しく進んでいる証拠だと思います。「空振りやフレームショットを愛そう」というキャッチフレーズはすごく重要。それができないということは、悪いフォームを少ししか変えていないことになる。それでは短期間で上達するわけがない。ミスをたくさんやれるか、その中に正解があるわけです。ミスに対する日本人の思いは、根深いです。戦後の教育では、ミスをすると怒られた。根本的にはこれが大きな間違いなのです。

『新装版 勝てる!理系なテニス 物理で証明する9割のプレイヤーが間違えている〝その常識〟!』
著者:元オリンピック&日本代表コーチ 田中信弥
理論物理学者 松尾衛

元オリンピック&日本代表テニスコーチと気鋭の物理学者による常識を覆すテニス理論、指南書。5万人超のウィークエンドプレーヤーが納得した現場理論を、理論物理学で証明した、すべてのプレーヤーのテニスを躍進させる書。「サービズは上から下に打つのは間違い」「テニスは不等式でできている」「身体は動かさずに打つ」など、常識破り、型破りな指導法で結果を出し続ける田中コーチの独自のテニス理論を、理学博士の松尾氏が自ら体験で得たプレーを「物理屋」の観点で解説・証明する―――まったく新しいテニスの本! 

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