マークカードの塗り方
さぁ、あなたなりの予想が出来たとしましょう。次に、「じゃあ、馬券はどうやって買うの?」となりますよね。ここからは、それを説明していきます。
今の時代、インターネットも含め、様々な馬券の購入方法がありますが、ここでは、競馬場やウインズで馬券を購入す
る際に使う、マークカードの塗り方について、説明しますね。マークカードには、緑、青、赤のカードがあります。他に、超シンプルな、ライトカード(主にシニア向き)というのもありますが、ここでは、基本の緑のカードについて、説明します。これさえ塗れれば、競馬場で売っている馬券は、すべて購入することが出来ますから。
ビギナーのあなたは、まず緑のカードから、マスターしましょう。
このカードには、表面と裏面があります。まずは、表面を出して下さい。すると、10の競馬場の名前が書いてあります。まずは、購入するレースの競馬場を選んで、塗りましょう。文字の場合は、文字の下にある部分を塗って下さい。
次に、レース番号を塗ります。数字は、上から塗りつぶしてOKです。
式別とありますが、これが、馬券の種類。どの種類で買うのかを選ぶのですが、仮にワイドを選んだとしたら、この面では、そのレースのワイドしか買えません。最大で4点まで購入出来ます。
緑のカード〜馬券購入までの5ステップ〜
①レースの行われる競馬場をマーク
②レース番号をマーク
③馬券の種類をマーク
④馬番号をマーク
⑤購入したい金額をマーク
2頭を選んで塗ったら、次は金額です。100円買いたい時は、金額の1と、単位の百円を塗る。
ビギナーには、よく金額の欄を塗り忘れる人が多いようです。気をつけて下さい。
塗り間違えたら、一番右の“取消”を使って。ここを塗ると、その段だけが取り消されます。エコの観点からも、なるべく“グシャグシャ、ポイッ”は避けて下さいね。
さぁ、マークカードを塗ったら、いざ、券売機の前へ。まずはお金を入れてから、マークカードは20枚まで重ねて入れることが出来ます。お釣りが無ければ、馬券が出てきます。お釣りがある場合は、壁面か画面上の精算ボタンをタッチすると、馬券とお釣りが出てきます。取り忘れのないように。
ちなみに、“発売”と書かれた、壁が青の券売機は、発売のみ。壁が黄色の“発売・払戻”と書かれた券売機なら、払い戻しも出来ます。当たり馬券の有効期限は、60日。期限を過ぎてしまえば、ただの紙クズになってしまいます。忘れないうちに、なるべく早めに換金するようにしましょう。
【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。
公開日:2020.07.26