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JRAの競走馬たちがレースに向けて調教を積む場所とは!?【究極の競馬ガイドブック】

Text:長谷川雄啓

トレセンとは!?

中央競馬は、JRAが運営母体となり、原則として土曜、日曜に行われています。JRAの競走馬たちが生活をし、レースに向けて調教を積んでいる場所、そこをトレーニングセンター(通称トレセン)と言います。

東は茨城県稲敷郡美浦村にある美浦トレーニングセンター、西は滋賀県栗東市にある栗東トレーニングセンター。前者に
所属する馬を関東馬、後者に所属する馬を関西馬と呼びます。東西に調教師が、それぞれ約100名ずつ。厩舎と呼ばれるそれぞれの拠点を持ち、馬主から競走馬の預託を受け、調教し、レースに出走させます。

調教師はすべてを把握、統括し、作戦を立てる、いわゆる“総監督”の立場にいる人。厩舎のスタッフには、馬の調教をつける調教助手と、馬の身の回りの世話をする厩務員がいます。調教助手は“コーチ”、厩務員は“マネージャー”のような感じでしょうか。みんながひとつのチームとなって、競走馬をレースに送り出すのです。

レースで馬に騎乗するジョッキー(騎手)は、東西に約70名ほどずつが所属。調教師、馬主からの依頼を受け、東西の垣根を超えて、レースに騎乗するのですが、成績が上がれば騎乗馬も増え、いい馬も回ってきます。しかし、逆もまた真なり。今は海外から、一流のジョッキーも乗りに来ますからね。騎手もまた、競走馬同様、し烈な闘いを強いられているのです。

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。

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