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知っておきたい4つの調教コースとその特徴とは!?【究極の競馬ガイドブック】

Text:長谷川雄啓

調教とは?

調教とはレースに向かうまでのトレーニングのこと。追い切りとも呼ばれ、レース当該週の水曜日か、木曜日に行われる強めの稽古のことを、“最終追い切り”と言います。

競走馬は、東西のトレーニングセンターで生活をし、調教を積むと書きましたが、それぞれのトレセンに様々な調教施設があり、調教師は馬の状態に合わせてコースを選び、トレーニングを行います。

主な調教コースを紹介していきましょう。

●ウッドチップ〔W〕
走路に細かく砕いた木片を敷き詰めたコース。クッション性が高く、脚への負担が少ないとされます。

●坂路
その名の通り、傾斜の付いた坂道を駆け上がるコース。ウッドチップが敷かれ、平坦なコースほどは、タイムが出ません。蹴る力が必要なので、後肢を鍛えるのにはもってこいの調教コースとされます。

●芝、ダート〔芝、ダ〕
実戦に近い形での調教を行うコースです。それぞれの適性を試す場合にも使われます。

●ポリトラック〔P〕
電線被覆材やポリエステル不織布に、ワックスを混ぜて作った人工の馬場。水捌けが良く、天候に左右されないことから、オールウェザーとも呼ばれます。走行時の反動が少なく、グリップが良いため、速いタイムが出やすいのが特徴です。

人が促して馬を走らせることを、“追う”と言います。その追い方ですが、基本的には次の3つがあります。

●馬なり
馬の気持ちに任せて、楽に走らせる。

●強め
鞍上が、少し馬を促しながら走らせる。

●一杯
鞍上が、目一杯追って、馬を走らせる。

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。