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根本的原因を改善!心肺機能と筋力の強化で薬いらずの体になるスゴイ方法【1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法】

Text:加藤雅俊

筋肉と血管をほぐして血流改善&筋力アップ

加藤式降圧ストレッチだけでも血圧を下げることはできますが、下がった血圧を元に戻さないために、そして永続的に血圧を安定させるためにも「降圧体操」の実践をおすすめします。そうすればフィジカル高血圧の3つの原因(筋肉の硬化と筋力不足、血管の硬化、心肺機能の低下)を根本から解消でき、血圧の上がりにくい、降圧薬と無縁の体をつくることができるでしょう。運動のテーマは大きく以下の2つです。

(1)筋肉と血管を同時に柔らかく&筋力アップ

●運動不足や加齢によってガチガチに硬くなった筋肉をストレッチで柔軟に。筋肉がほぐれることで、まわりの血管もしなやかになって血流がよくなる。

●運動不足で筋肉が細くなる「筋萎縮」になると、足腰の衰えが顕著になってますます運動不足に。運動によって筋力をつけ、筋萎縮をストップさせる。

(2)心臓に負荷をかけて心肺機能を上げる

●1度の呼吸で肺にたくさんの空気を取り込む力を上げ、酸素不足による余計な心臓の負担を軽減する。「加藤式降圧ストレッチ」でもカバー。

●加齢や運動不足による心肺機能の低下を根本的に改善するため、通常よりも心拍数を10または20上げる程度の運動を行って心臓を強化する。巻末では運動のほか、ツボ刺激や食事法も紹介しています。プログラムを通じて降圧効果を実感してください。

3つ目の「利尿薬」はコーヒーや紅茶、緑茶で代用できます。コーヒーや緑茶、紅茶に含まれるカフェインには、優れた利尿効果が認められているからです。食後に緑茶やコーヒーを飲む習慣のある方は、何気なく実践していることがすでに高血圧対策になっています。

出典:『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』

【書誌情報】
『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』
監修:加藤 雅俊

いまや現代病とも言われ、高血圧患者はおよそ4300万人いるとも言われています。血圧は健康診断などで指摘されても、すぐに病気になったり状が現れるわけではないため、放置したり、降圧剤を飲んで数値を改善している人も多いのではないでしょうか。降圧剤に関しては数値が下がっても飲まないと元に戻ってしまったり、予防としても一生涯飲み続けることになる場合が多く、医療費がかかったり、通院にはそれなりの時間もかかります。そんな高血圧に悩む人たちに向けて、本書では血圧本で数々のベストセラーを出している著者による、“薬いらず”“減塩なし”で、誰でも簡単にできる血圧がみるみる下がっていく“最強1週間プログラム”を紹介します。血圧が高くなる原因には『身体』と『心』の二つがあるため、まずは自分の血圧はどちらが原因で高くなっているのか簡易チェック!その上で、肺から血圧にアプローチする『胸郭ストレッチ』、押すだけで10以上下がる『降圧ツボ』、心も体も整う『加藤式呼吸法』など、時間もかからず誰でも即できるのに、驚くほど効果がある方法を毎日取り入れやすい1週間プログラムにして紹介します。さらに一回下がっても元に戻らないために、しっかり正常な血圧を維持していくプログラムも紹介。
高血圧で薬をやめたい方、薬を飲むか迷っている方、減塩せずに食事を楽しみたい方など、高血圧に悩んでいる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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