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「やるスポーツ」として卓球に注目が

レクとして楽しむ。コミュニケーションを楽しむ

リオデジャネイロオリンピックでの男子シングルス水谷隼選手の銅メダル、男子団体の銀メダル、女子団体のロンドン、リオデジャネイロ2大会連続のメダルなど、国際舞台で目覚ましい活躍を続けている日本卓球界。平野美宇選手など若い力が伸び盛りで、2020年の東京オリンピックでのさらなる躍進も期待されますね。

トップ選手の活躍に伴い、一般の注目度も高まっています。見るスポーツとしての関心の高まりは言うまでもなく、若い頃にプレーしていたが再び始める、あるいは初めて始めるという「やるスポーツ」としても注目が高まっているのです。

卓球はいろんな関わりができるスポーツです。トップ選手として勝つことを目指すことも可能ですが、それほど広いスペースを動き回らなければならない競技ではありませんから、レクリエーションとして楽しむ、あるいはダブルス相手とのコミュニケーションを楽しむこともできます。このことも、卓球が今注目を集めている理由の一つなのでしょうね。

初めて卓球を始めるという人にとっては、知らないことも多いです。用具もさることながら、プレースタイルもいろんな種類があります。まずはラリーで勝負する戦型で練習を積んでから、自分にあった戦型を選んでいくことが良いでしょうね。

また、卓球では激しいラリーが注目をあつめますが、実際の試合では3回の打ち合いまでで7、8割、4回の打ち合いまででほとんどのラリーが終了するのです。ですから、練習では長いラリーを練習するのではなく、上記の攻撃回数の中でいかに勝つのかを考える必要があります。これは意外な点ですね。


人気のカギを握るのは一般競技者

卓球ではサーブから3球目の攻撃が非常に重要となります。ここから逆算してどのようなサーブを打つのかを考える必要があります。逆に、レシーブはミスを減らし、失点を防ぐために重要です。サーブとレシーブをセットで考え、練習することが重要です。

中学や高校の部活動では、卓球部というのはかなりメジャーな存在です。所属していた人も多いのではないでしょうか。一方で、トップ選手の活躍というのはそれとは隔絶した別世界のことのように映りがちです。初心者や再び競技を始める人が練習を積むことによって若干でもうまくなり、卓球をさらに楽しめることができるようになれば、その距離が縮まり、今後の卓球への関心がさらに高まっていくことにつながる気がします。今後の卓球人気の行方を一般の競技者が握っているとも言えると思います。

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