体が硬いと早死にする!?その不調の原因は骨盤にあるかも
病院に駆け込むほどではないものの、疲れがとれない、体のあちこちが痛む、やる気が出ない、ストレスがたまってイライラする……など、病気になる一歩手前の体調不良の状態を、東洋医学では“未病”と呼びます。私の治療院には未病の方が大勢いらっしゃいますが、多くの方にはある共通点があります。それは骨盤のゆがみです。
とくに男性は、全体的に体が硬く、骨盤周りの関節や筋肉も硬いため、骨盤自体に弾力がないという特徴があります︒じつは、男性のほうが女性よりも平均寿命が短い一因は、この体の硬さと骨盤のゆがみにあるのではないかと私は考えているのです。骨盤は、上半身と下半身をつなぐ体の中心、いわゆる要になります。その骨盤が硬くてゆがんでいたらどうなるでしょうか。
まず、骨盤につながる背骨や頸椎、頭蓋骨などがゆがんでいきます。さらに、その骨に付着している筋肉や血管、神経が引っ張られたり圧迫されたりします。そして、体に必要以上に負担がかかり、一部の筋肉が硬くなる、内臓を支えきれず内臓が下がる、体内に必要な栄養素やホルモン、神経伝達物質が滞る、老廃物が排出されないなど、さまざまな不具合が起こり、未病の症状が表れます。その結果、寿命を縮めることになりかねないというわけです。
【書誌情報】
『究極の骨盤リセット・ストレッチ』
監修:福辻鋭記 アスカ鍼灸治療院院長
じつは、骨盤周辺が硬く、ゆがみやすい男性にこそ、試してほしいストレッチを紹介します。骨盤がゆがんで硬いと、背骨や脚など全身の骨がゆがみ、さらにその骨に付着している筋肉や血管、神経が引っ張られたり圧迫されたりして、体に負荷がかかります。その結果、・腰痛、肩こり、目の疲れがとれない・会社で、夕方からのがんばりがきかない・趣味のスポーツがなかなか上達しないといった不調を招いてしまいます。「疲れ知らず」のカラダをつくるために、ぜひ試してほしい骨盤リセット・ストレッチを紹介します。本書の骨盤リセット・ストレッチで鍛えれば、・日常生活→腰痛・肩こりがスッキリ解消・ビジネス→集中力・効率がアップ・スポーツ→運動能力アップ・ケガ予防など、パフォーマンスが段違いに上がります。
公開日:2021.03.01