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『スーパー糖質オフ』を行う上で注意したい3つのポイントとは!?【最強の食事】

Text:森拓郎

糖質オフは700万年前から強制実践されていた!?

人類がチンパンジーと分かれてこの世に誕生したのが約700万年前。1万年前くらいから本格的に農耕で穀物などを育てる習慣ができたが、それまでは動物や魚、木の実などを食べて生活していた。つまり、狩猟・採集が生業であり、たんぱく質、脂質中心の食生活だったのである。当然現在のように糖質を中心とした食生活で肥満になる、といったことも無かったと考えられる。それであるにもかかわらず、カラダを動かすエネルギーは当時の人々の方が格段に上であった。それはカラダに必要なエネルギーを糖質に頼っていなかったから、とも言える。糖質を摂れる機会はほとんど無く、たまに野生の果物などで糖質を摂っていた。そこで貴重な糖質を少しでも蓄えておけるように分泌されるのがインスリンである。今では肥満ホルモンとも呼ばれるインスリンだが、本来は脂肪を「蓄えてくれる」生命のライフラインなのだ。そして現在でも人間のカラダは糖質を原動力とする生命体へ進化した訳ではなく、生活習慣が変化しただけなので、カラダは糖質の摂りすぎに順応できない。糖質を蓄えられるだけ蓄えてしまうのである。糖質が脂肪になってしまうのを避けるためには、糖質オフの食事で人間に備わった能力を最大限活かして生活し、常に脂肪を燃やすカラダをつくることが大切なのだ。

スーパー糖質オフを行う上で注意したいポイント

実際にスーパー糖質オフを実践する上で気をつけておきたいポイントはコレ!始める前に確認して、より効率良く体重を落とすべく知識として知っておこう。

【ポイント1】1食で摂れる糖質は20gまで!
ストイックにスーパー糖質オフを行うためには、糖質を1食20g以下に抑える努力をしよう。目安としてカップのはるさめスープを1杯食べたら約20 〜 30g。炭水化物を食べればすぐに超えてしまう数値。レストランなどの外食時は難しくとも、コンビニやスーパーで物を買う際はパッケージ裏の栄養成分表で糖質をチェックしてから食べよう。

【ポイント2】痩せたいなら食べすぎはNG
糖質以外は太らないとは言ってもさすがにあまりにも食べすぎるのは問題あり。糖質が少ない食品でも多く食べればそれだけ糖質を摂ってしまうだけでなく、カロリーも膨大なものになる。成人は身長に応じて1日1200 ~ 2000kcalを目安に食べるようにしよう。

【ポイント3】トレーニングと並行する場合はカルシウム・マグネシウムを意識して摂る!
筋トレなどハードな運動をした際は、カルシウムやマグネシウムが不足しがちになる。これらが不足すると筋肉の動きが鈍くなったり、偏頭痛を起こすこともあるので、補っておきたい栄養素。じゃこや干しえびなどに豊富に含まれているほかサプリなどでも摂れる。

【書誌情報】
『運動効果を最大限に引き出す最強の食事』
著者:/森拓郎

運動している人、これから運動をしようとしている人のために、運動効果を最大限に引き出せる最強の食事法を紹介!ダイエット、ボディメイクなど、最短効率でカラダを変えるために必要な栄養素を5大栄養素(炭水化物・脂質・たんぱく質・ミネラル・ビタミン)の解説とともにひも解きます。賢く糖質と向き合い、余分な脂質をカットすることで、誰でも簡単にカラダは変わります。「せっかくやるなら効率よく、時間をかけずにダイエットしたい!」という方必見の一冊です。