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体が知らせるゆがみのサイン8選【ゆがんだ背骨の整え方】

Text:栗原隆

体が知らせるゆがみのサイン

日常のちょっとしたことが、実は体がゆがんでいるサインの場合があります。思い当たることがあれば、体のゆがみを疑ってみましょう。

●荷物が肩からずり落ちる
肩からバッグなどがずり落ちる人は、そちら側の鎖骨や肩甲骨が下がっている、あるいはそちら側に重心が傾いている可能性があります。


●靴底の減り方が不均等
靴底の減り方を見れば、重心の位置が一目瞭然。かかとの内側が減っていれば内側に、右より左のかかとが減っていれば左側に重心がかたよっています。


●つい足を組んでしまう
いすに座ったとき、足を下ろすよりも組んだほうがラクという人は、すでに骨盤が傾いている可能性が。足を組むのは骨盤を水平に保つのがつらいからです。


●スカートが回る
骨盤や股関節がゆがんでいると、足の動きが左右で異なり、スカートが回ってしまいます。スカートの留め具などが最初の位置と変わっている場合は要注意。


●変なところに筋肉がついている
O 脚の人は外側に重心がかかり、太ももの外側に筋肉がつきやすくなります。体の片側ばかりを使う人は、肩や背中でも片側の筋肉の発達が目立ちます。


●O 脚・X 脚
O 脚の人は股関節が外側に回旋して外側に重心がかかり、X 脚の人は股関節が内側に回旋して内側に重心がかかっている状態と考えられます。


●ヒップラインが下がる
ヒップラインが下がるのは大殿筋が使われていない証拠。猫背の人によく見られ、前かがみの姿勢でいると胸も垂れてきます。

●下腹部がぽっこり出る
猫背の人は骨盤が後傾し、下腹部がぽっこり出やすくなります。反対に、そり腰で腹筋が弱くなっていることが原因の場合もあります。

そのほかのゆがみのサイン

・肩こり ・腰痛
・頭痛 ・冷え性
・生理痛 ・胃腸のトラブル
・呼吸が浅い ・疲労感
・不眠 ・イライラ、ストレスを感じやすい

【書誌情報】
『ゆがんだ「背骨」の整え方』
著者:栗原隆 「栗原隆ウェルネスクリニック」院長
医師・医学博士。日本医師会認定産業医・健康スポーツ医

体のゆがみの多くは、姿勢や行動のクセによって起こります。肩こりや腰痛だけでなく、不定愁訴や内臓疾患の原因になっているかも。そんな体のゆがみを治す、簡単な体操を紹介する本です。メインはハイハイ体操。一日5分、赤ちゃんみたいにハイハイするだけ。背骨まわりの筋肉のバランスが整い体のゆがみが改善します。肩こりや腰痛などの痛み、猫背やそり腰、おなかぽっこりなどの見た目、冷えや不眠、生理痛などの不定愁訴が改善。それ以外にも、正しい歩き方や組み合わせる体操などを紹介しました。自分のゆがみをチェックして、さっそく始めましょう。

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