寝る姿勢にも気を配ろう
寝る姿勢を少し工夫するだけでも腰への負担を軽減させることが期待できます。
仰向けで膝を伸ばした状態は腰が反りやすく、睡眠中に起こる筋緊張によって翌朝は腰がさらに痛くなるということも少なくありません。
そこで仰向けで寝るときは、膝下にクッションや座布団、バスタオルなどを置き、膝をわざとほんの少し曲げて股関節を軽く曲げた状態をつくり出し、反り腰になることを防ぎます。
仰向けに眠ることができないという選手には、抱き枕などを利用してエビのように丸まる横向きの姿勢を勧めています。
【書誌情報】
『基礎から学ぶ スポーツセルフコンディショニング』
著:西村典子(アスレティックトレーナー)
近年、セルフコンディショニングという言葉を聞けば、自分自身で自分の体を良い状態に保つための取り組みであることが理解されるようになってきましたが、やはり、その内容は奥が深く、まだまだ正しい知識が広まっていないのが現状です。そこで、本書では、数々のプロスポーツ選手を指導した経歴を持つ日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーである西村典子氏による環境に頼らず自分自身をアップデートする基礎から学ぶセルフスポーツコンディショニングを3つのパートに分けてわかりやすく紹介。結果を出すアスリートは必ず実践しているコンディショニングは必見です。
公開日:2019.08.07
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