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パフォーマンスアップに活用したい入浴方法とは!?

パフォーマンスアップに活用したい入浴方法

ワンランク上のパフォーマンスを後押しする入浴方法を紹介します。

《ウォームアップとしての入浴》
まだ肌寒い時期や早朝の試合など、体温が上がるまでに時間がかかるときは、ウォームアップの1つとして練習や試合前に入浴する方法もあります。体の外側から温熱効果によって温まることができるので、その後のウォームアップ時間を短縮する効果も期待できます。ウォームアップとして入浴する場合は、水分補給を行いながら少し熱めのお湯(41°C程度)に5〜10分程度つかりましょう。

《柔軟性を回復させる》
人間の体は常に足裏で体重を支えています。足首が硬くなってしまうと、腰が痛くなったり、膝が痛くなったりとさまざまなところにその影響が出ます。湯船につかった状態で正座の姿勢をとってみましょう。お湯の中では浮力が働くので2〜3分程度を目安に正座をすると、足の前側の筋肉が伸び、関節の動きが改善します。また入浴中に足首を片方の手でつかんでしっかり動かす足首回しも、足首の硬さ改善につながります。

《温冷交代浴にチャレンジ》
温水浴と冷水浴を繰り返す温冷交代浴は血管の拡張・収縮を促し、血流を良くすることで疲労物質の分解・代謝が進むといわれています。方法としては熱めのお湯(42°C 程度)に2~5分、浴槽から出て冷水を30秒〜2分(体にかけるのがつらいときは足首や手首などにかけてもOK)、これを3、4回繰り返し、最後は冷水で終わるようにします。体に負荷のかかりやすい入浴方法なので、体調の悪いときや持病のある人は必ず医師に相談してから行うようにしましょう。また入浴前後には十分な水分補給を行い、体を休める時間を設けましょう。

【書誌情報】
『基礎から学ぶ スポーツセルフコンディショニング』
著:西村典子(アスレティックトレーナー)

近年、セルフコンディショニングという言葉を聞けば、自分自身で自分の体を良い状態に保つための取り組みであることが理解されるようになってきましたが、やはり、その内容は奥が深く、まだまだ正しい知識が広まっていないのが現状です。そこで、本書では、数々のプロスポーツ選手を指導した経歴を持つ日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーである西村典子氏による環境に頼らず自分自身をアップデートする基礎から学ぶセルフスポーツコンディショニングを3つのパートに分けてわかりやすく紹介。結果を出すアスリートは必ず実践しているコンディショニングは必見です。

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