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「追い込んでから変化球」のセ・リーグ、「カウントなんか関係なく速いボールをストライクに投げる」がパ・リーグ?≪中村武志オンライントーク≫

今のバッターは鎧兜を着ているだからデッドボールも昔よりも怖くないはず!


セ・リーグとパ・リーグの野球は違うということはファンの間でも言われることだが、それは本当のことなのか?

実際に選手やコーチとして長くプロ野球の中にいた中村武志さんに聞いてみた。

 

結論から言うとピッチャーの投げるボールが大きく違うという。

セ・リーグは細かい野球をする傾向で、「追い込んだら外に変化球」というのがセオリー。

パ・リーグの野球はそもそも勝負が早い。1球目からブンブン振るスタイル。極端なことを言えば真ん中付近に白いものが見えたらメチャクチャ振るというイメージだと中村武志さんは言う。

 

この違いはどちらが正しいとか、どちらがレベルが高いとかいうことではない。

一時期、力勝負のパ・リーグの方がレベルが高いといった世間の評価があったが、昨年の日本シリーズをヤクルトが制してその風潮も変わってきたのは事実だろう。

 

キャッチャーの立場からすると「昔に比べて変化球の種類が増えたのでキャッチャーは大変になった」ということは間違いないと話す中村武志さん。

ここ30年ぐらいで道具も変わった。

ボールも飛ぶようになった感覚がある。

それでも変わらないことは、バッターを抑えるためには「ピッチャーが恐怖感を与えること」だと中村武志さんは話す。

バッターが楽な精神状態でいられないようにすることが抑える可能性を高くする。

そのためにインコースも攻めなくてはいけないというのが中村武志さんの考えだ。

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