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【スポーツを仕事に】「元アメフト選手の心の健康をオンラインで繋ぐアイディアとは」Part④

様々なスポーツの協会事務局がひしめき合う「ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア」。新国立競技場の目の前にあり、2019年に完成したばかりの真新しい施設です。そのビルのオープンスペースで爽やかな笑顔で取材に応えてくれたのは、日本社会人アメリカンフットボール協会、通称Xリーグの今井善教さん(39歳)。

アメリカンフットボールの日本一を決めるライスボウルで富士通フロンティアーズが初優勝を決めた時に主将も務めていた、元選手でもあります。今は事業部に所属して、愛するフットボールの普及のために奔走する毎日。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年は春シーズンの開幕が叶わなかったXリーグ。そんな中でXリーグが始めた様々なオンラインのコンテンツ。事業部メンバーで議論を重ね出てきたアイディアから始まったものだそう。一体どんな内容なのか、その奥にある思いも伺いました。

「究極のチームスポーツ」フットボールの魅力。

ーー現在、Xリーグの運営に携わって3年目の今井さん。選手時代から変わらず大切にしていることを教えてください。

今井:選手時代はチームに愛を持つってことを大切にしてきたので、今はリーグ全体に愛をもってやっています。今は私が運営するプレーヤーとして表に立ってやってますけど、いつか引退して次に引き継がなければならないので、その時までこのリーグを大切に育てて次に引き継ぎたいと思っています。もうひとつは、常に今よりもよくする、という事。 1日1日大切にして今日よりも明日、ちょっとでもよくする。一足飛びにはいかないので、ちょっとづつちょっとづつ…先代の思いを継いでやっていくという思いでやっています。

ーー繋いで、繋いで…なんだかアメフトに通ずるものがありますね!今井さんが思うアメフトの魅力ってどんなところでしょう。

今井:フットボールって究極のチームスポーツなんですよ。選手、スタッフ、マネージャー、分析するアナライジングコーチ、各ポジションにもコーチがいる。本当に色々な人が関わっていて、1チーム100人以上の組織になっていて、それぞれがその分野の専門性を持っている人たち。そういう人たちがひとつになってゴールを目指している。その競技性はすごく魅力かなと思います。究極の肉弾戦、至高の頭脳戦、そういうのを作り上げているのが周りにいるスタッフ。試合で1対1を見てももちろん面白いし、組織対組織を見ても楽しいですよ!

【PROFILE】
今井善教(いまい・よしのり)
1981年2月14日生まれ。京都府出身。立命館宇治でアメフトを始め、立命館大学に進学。卒業後は富士通に入社し、富士通フロンティアーズで活躍。現役時代のポジションはDB(ディフェンスバック)。2017年に選手を引退し、富士通で働くが、Xリーグのリーグ編成改革に伴い、2018年8月からⅩリーグに出向。事業部副部長として手腕を発揮。趣味は読書とウォーキング。最近、読んだ本は「自己肯定感で子どもが伸びる」。

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