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認知機能改善30 秒スクワットのここがすごい!【認知機能改善30秒スクワット】

Text:本山輝幸

認知機能改善30秒スクワットのここがすごい!

短時間のシンプルな運動で大きな効果を生み出すのがこのスクワットの特徴。感覚神経の不調を解消して認知機能改善を促します。

①3秒で1回、30秒で10回スクワットをするだけ!

落とした腰を3秒間で上げ下げするのがワンセット。この簡単な動きを10 回繰り返すだけなので年齢や性別を問いません。気が向いたときに手軽にできるのも魅力です。

②『基本のスクワット』だけで4つの筋肉を鍛えられる

『基本のスクワット』を行うだけで4つの筋肉を効率的に、しっかりと刺激。休眠状態にある感覚神経を目覚めさせます。

③「前もも」「内もも」「おしり」「裏もも」片脚4カ所、両脚で8カ所から脳へ信号が送られるようになる

スクワットの作用で「前もも、内もも、おしり、裏もも」から、大量の筋刺激が繰り返し、感覚神経を通じて直接に脳へ。認知機能改善の有効な足がかりを築いてくれます。

脳へ信号をたくさん送ると感覚神経がつながりやすくなる→ 記憶力が回復する

POINT まずは 前もも のみに意識を集中すること!

重要なのは、1カ所ずつ意識をして鍛えること。まずは、前もものみを意識してスクワットを行ってみましょう。痛いな、疲れたなと感じたら次は内もものみを意識して行います。もし、感覚が戻らない場合は、戻るまで前もものみを続けてみてください。

【出典】『認知機能改善30秒スクワット』著:本山輝幸

【書誌情報】
『認知機能改善30秒スクワット』
著:本山輝幸


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「約束の日時を間違える」「今言ったばかりなのに覚えていない」――。
そんな認知症の初期段階や軽度認知障害(MCI)なら健常者レベルまで脳機能は戻せる!
認知症予防・改善専門の運動療法士が教える、奇跡の30秒スクワット!

「日時がわからなくなる」「食べたものが思い出せない」「今言ったばかりのことを覚えていない…」――。
認知機能の低下に気づくきっかけはさまざまですが、「なんだか最近記憶力が悪いかも…」と自分で自覚している人はもちろん、高齢の家族と接していると、「前より少しおかしい……」と違和感を感じる人もいるのではないでしょうか。
それはもしかしたら認知症の初期段階、もしくは“認知症グレーゾーン”と呼ばれる『軽度認知障害(MCI)』という認知症の前段階かもしれません。
軽度認知障害は何もしなければそのまま“4年以内には50%、6年以内には80%が認知症になってしまう”と言われる状態ですが、その段階、もしくは認知症になっても初期段階であれば認知機能を健常者レベルまで戻せる方法があります。
それが、認知症改善専門の運動療法士である著者が教える、『認知機能改善30秒スクワット』です。
著者の20年以上の研究により、“体の感覚神経と脳機能には相関関係がある”ということが明らかになってきました。

感覚神経とは、痛い、熱い、寒い、などを体が知覚する神経のこと。
徘徊する中度以上の認知症患者は痛みをあまり感じないため、どこまでも歩いて行ってしまいますが、そのように『感覚神経』が鈍くなってしまっている人ほど認知機能が衰えてしまっているのです。
ただし、運動と言ってもウォーキングやジョギングなどの有酸素運動ではなく、『本山式感覚神経トレーニング』という筋力トレーニングです。
トレーニングと聞くとつらそうなイメージもありますが、30秒だけでもしっかり感覚神経に刺激が入り、認知機能の改善に繋がるように開発されたのがこのスクワットです。
太もも、おしり、ふくらはぎなど、重要な下半身の感覚神経を1つの運動で鍛えられ、時短なのに効果絶大な運動法により、認知機能の改善が期待できます。
日常生活に支障は出ていないものの、もの忘れや、今言ったことをすぐ忘れてしまうような症状がある人、その家族にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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