始皇帝の話

「法家思想」のもとに国を統一【始皇帝の話】
中央に力を集めるために下地となった法家思想 実は、秦は始皇帝登場前から、強大な軍事力を持つ大きな国でした。中国統一の礎(いしずえ)を築いたとされるのが、商鞅(しょうおう)という人物です。 この時代、秦が滅ぼした6国では、 […]

郡県制で広大な国を均一に統治【始皇帝の話】
地方分権を脱出して中央集権化へ歩み出した 始皇帝の行なった改革の中で、もっとも優れた功績とされるのが、中国を36の郡に分け、その下に県を置いた「郡県制」です。それまでは氏族制度で、各地域を諸侯たちが治める「封建制」をとっ […]

絶対的君主である「皇帝」【始皇帝の話】
「皇帝」という称号には、揺るぎない決意が込められていた 「始皇帝」は、はじめから「始皇帝」であったわけではありません。13歳で秦(しん)の君主に即位した嬴政(えいせい)は、まず「秦王(しんおう)」という称号を持っていまし […]