会社を設立する瞬間に必要なお金はいくら?
最初は元手のかからないビジネスから
会社を設立する時点で、いくらお金があればいいかというのは、業種や店舗の有無によって変わります。たとえば、いきなり店舗を作るのであれば最低1000万円は必要でしょう。
また、前述したように、そのお金がどこまでマイナスになっても大丈夫なのかということも重要です。たとえば、30万円で始めたのであれば、30万円よりマイナスになってしまってはダメですから、常に原価がかからないよう留意しながらビジネスを前に進めましょう。
つまり、いくらまでマイナスになっていいかを計算しようということなのですが、基本的に最初は元手のかからないビジネスから始めるのがおすすめです。
ただし、元手のかからないビジネスにはひとつ問題があって、誰もができてしまいます。たとえば、無在庫のネット通販などは誰でもかんたんに始められるため、ビジネスとしては弱いのです。
一方、大手の喫茶店チェーン「K」は出店するのに約1億円かかります。1億円かかりますが、ロードサイドに広い駐車場が併設された知名度のある大きな喫茶店を建てることができます。ほとんどの人はそんな喫茶店は作れませんから、それだけで参入障壁になっていて、ビジネスとして強いといえます。
必要なお金は業種によって変化
設立したときにいくら現金があればいいか?は業種によって変化する
●武田塾は30万円でスタート
●店舗を作る場合は1000万円以上必要
元手よりマイナスになってしまったらダメなので常に原価がかからないようにしてビジネスを前に進めよう!
●広告はSNSの発信
●正社員ではなく業務委託
一番初めは元手のかからないビジネスがおすすめだが大きなデメリットが存在する
●元手のかかるビジネス
例:人気喫茶店チェーン「K」のフランチャイズ(FC)に加盟して開店するには約1億円が必要
→誰もができるものではなくビジネスとして強い
●元手のかからないビジネス
例:無在庫のネット通販など自宅で始められて元手もほとんど必要ない
→誰でもできてしまうためビジネスとして弱い
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 起業の話』著:林 尚弘
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 起業の話』
著:林 尚弘
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公開日:2025.02.22
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