プロミュージシャンもしている!喉の調子を良くする運動とは?【一流が実践する人生を変える呼吸法】

喉の調子を良くする運動とは?
私のメインの仕事はパーソナルトレーニングです。プロ野球選手やJリーガー、プロゴルファーやK1選手、ボクサーなどジャンルは様々です。スポーツ選手だけでなく、プロのミュージシャンや音楽バンドのメンバーへのトレーニングやケアも行っています。
ミュージシャンの中でも、デビューから20年、30年経ち、長年歌い続けているトップアーティストのボーカルの方は、声を出すためのケアを欠かさずに行っています。ライブでは、2時間~3時間、歌い続けます。長時間、声量を保ち、スタミナも持続させないといけません。ボーカルの人は、喉の調子によって声が出にくくなるのはもちろん、疲労しやすくなるなど、喉の調子で左右されることがあります。
喉の調子は、喉単体の問題ではなく、全身に酸素が行き渡っているかどうか、血液循環の良し悪しなども関係してきます。ですので、トレーニングとしては、血液循環を良くするための腹式呼吸を用いたトレーニングが基本になります。呼吸を使いながらの腹筋運動や腹圧コントロールを実践しています。
また、歌を歌い続けることで、胸郭の広がりが悪くなることがあります。これは肋骨まわりの筋肉である肋間筋や横隔膜に柔軟性がなくなっている証拠です。腹式呼吸で横隔膜を動かすだけでなく、背中を丸めたり、肩甲骨を可動させるエクササイズをよく行います。加えて、横隔膜と肋骨をマッサージしてケアすることで、声の出方がとても良くなります。
声量アップにおすすめのトレーニング
①息を吸いながらヒジを曲げていく
両手を後ろに組んだ状態。鼻から息を吸いながら肋間筋とお腹を膨らませるように伸ばしていく。呼吸に合わせて組んだ手のヒジを曲げていく
②息を吐きながらヒジを伸ばしていく
口から息を吐きながら肋間筋とお腹を縮め、同時に両手のヒジを伸ばしていく。肩まわりをしっかりストレッチする
出典:『一流が実践する人生を変える呼吸法』著/宮﨑裕樹
【書誌情報】
『一流が実践する人生を変える呼吸法』
著者:宮﨑裕樹
人間が健やかに生きていくうえで大切な呼吸を整えることで、腹横筋、肩甲骨などの体幹部や臓器を活性化し、ストレッチやトレーニングの効果を飛躍的に高めるメソッドを紹介する一冊。一流のスポーツ選手や数多くの芸能人が、実際に取り組んでおり、健康を高めつつ、ストレスを軽減した生き方のヒントがここにあります。
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