うまくボールが打てないのは、斜めの棒を斜めに動かせないから
これまで振り子運動のイメージでスイングしてきた方は、一旦(ずっとでもいいです!)、振り子の発想を削除し、スイングについて無の状態になってください。
準備はよろしいですか?
では、まずゴルフクラブを思い浮かべてください。目の前にあれば手に取っていただいても結構です。クラブは棒です。ヘッドがなければただの真っすぐな棒ですが、先端部にヘッドがあり、ソールすることで角度がつきます。そのため、棒は棒でも「斜めの棒」になります。
では、スイングとは何でしょう?もちろんクラブを振ることです。クラブは斜めの棒ですから、スイングは「斜めの棒を斜めに動かす運動」ということになります。
うまくボールを打てないのは単純明快、「斜めの棒を斜めに動かせないから」です。斜めの棒を斜めに動かせないならば、 動かすために必要なこと やればいい。この発想で生まれたのがキープレフト理論です。
キープレフトを正確にいうと、〝Keep a Club at Left side of an Axis〟で、「軸の左サイドにクラブを保つ」。「軸=体」と解釈してもいいので、スイング中、体の左サイドにクラブを保っておく、と考えていただければOKです。
【書誌情報】
『世界が認めた究極のシンプルスイング キープレフト理論』
著者:和田泰朗
「キープレフト理論」とは、クラブを体の左サイドにキープして振るということ。クラブのグリップエンドからシャフトがもっと長くのびていて、それが体の左サイドにずっとあるように振るイメージだ。ゴルフスイングは一般的に「振り子運動」ととらえられている。対して、キープレフト理論はスイングを「吊り子運動」を考えている。この動きは寺の鐘を棒でつくイメージだ。振り子運動に比べリストコックやアームローテーションへの意識は不要で、動きがシンプル、再現性が高いスイングといえる。スイングに不安を持つアマチュアゴルファーにぜひすすめたい。本書では、キープレフト理論を写真を多用して徹底的にわかりやすく解説する。なお、この理論の考案者・和田泰朗プロは、会員数3万8000人の世界的ティーチングプロ団体WGTF(World Golf Teachers Federation)の一人で、会員の1%しかいない「マスター」の資格を取得。さらにこの理論が認められて 2019年、WGTFのティーチングプロ・トップ100に選ばれている。
公開日:2020.01.11
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