スウィング作りの練習とショット練習は分けて考える
●スウィングを作る(改造する)練習の注意点
■ スウィングを変えるときは短いクラブ(ウェッジなど)で腰から腰のショットを。距離の目安としては50ヤード。短いクラブでできないことは、長いクラブでもできない
■ ドライバーのスウィングだけ変えたい場合はドライバーでやってもOK
■ できるだけフルショットを避ける。理由は、フルショットをするとその人のクセが出るから。何かを変えたいと思ったらフルショットは封印する
●スコアアップを考えたショット練習の注意点
■ アプローチから始まってアプローチで終わるというのが基本。ウェッジから始めて番手を上げていき、ドライバーで気持ちのいいショットが出たら番手を下げ、最後は距離感を意識したアプローチで締めくくる
■ ショートゲーム、特に100ヤード以内の精度を上げることが大事。長いクラブの練習は少なめに
■ 構えおよび構え方(ルーティン)の練習も必ずやる
■ ボールを打ったあとは必ずグリップを離し、握り直してから次のボールを打つ
■ 1球目にすべてをかける。2~3球目でいい球が出るのは当たり前で、1球目からナイスショットが打てない人は、コースでもいい球が打てない
■ 斜めに打つ練習も必要。危険のない程度に左右斜めのターゲットを決めてボールを打つ
出典:『菅原大地の“サイコースウィング”で飛ばせ!』
【書誌情報】
『菅原大地の“サイコースウィング”で飛ばせ!』
著者:菅原大地
ゴルフレッスン界の風雲児ともいわれている菅原大地プロ。その秘密は、アマチュアに寄り添ったスウィング理論と、わかりやすい教え方にあり、自身のYouTubeチャンネル「DaichiゴルフTV」の登録者数は36万人超(2021年11月末現在)を数えるほどの大人気ぶりだ。菅原プロの目指すスウィングは「力がなくても飛ばせるスウィング」=最大効率(サイコー)スウィング。効率のいいスウィングの実現が飛距離を伸ばすことにつながるという。本書では、そのスウィング・メカニズムをていねいに解説し、ゴルファー人生最大の飛距離を実現する方法をレッスンする。本書オリジナルのレッスン動画(二次元コード付)とカラー写真によってビジュアル面も充実、わかりやすいテキストを加えた、ゴルファー必読のスウィング・レッスン本である。
公開日:2022.05.17