海上保安官 平均年収:540万
海の危機管理を行う海上保安官の仕事は幅広い。多くの人は専門学校を出た後に巡視船艇に所属するが、自身の経験や適性、希望に応じて様々な研修を受けることでキャリアアップを図っている。年齢ではなく階級により給与が上がるこの仕事は21~53万円と給与の幅も広い。
入国警備員 平均年収:615万
法務省管轄の国家公務員である入国警備員は、外国人の入国を管理したりと入国に関する警察のような存在。勤続年数や能力、昇給試験での合否により階級があがる。階級は7段階に分かれており、警備士や警備士長などの位の高い役職に就くことができれば、月給は45万円を超える。
WHO職員 平均年収:660万
世界各国に広がる社会問題の解決に取り組む国連の一つであるWHO の給与形態は勤続年数。新人職員の給与は40万円。昇給には空いたポストを取り合う競争に勝ち抜く必要があるが、そのレベルが2年以上、5年以上、7年以上、10年以上と勤続年数で決まる仕組みとなっている。
大使館職員 平均年収:300万
大使館職員の仕事は事務処理が中心となっている。採用されるには大使館での募集に応募するか、公務員試験を経て外務省に採用されるかの2通りがある。後者のルートは在外日本大使館勤務となる。1年の短期契約のため大きな昇給はなく、どの年代でも25万円~30万円が平均だ。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』
【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一
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公開日:2022.06.03