血液型を当てるテクニック
日本人は血液型の話が大好き
日本人は血液型の話が大好きです。科学的な根拠はともかく、格好の話題の1つになることは確かでしょう。そこで確率的に相手の血液型を言い当てる方法を考えてみます。
代表的なABO式血液型にはA、B、O、ABの4種類があります。4種類しかないので、少なくとも4分の1(25%)の確率で当てることができます。しかし、日本人の血液型の割合はすべて同じではありません。A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%といわれ、4:3:2:1の割合になっています。この割合を利用すれば、当たる確率を上げることが可能です。
もっとも多いのはA型の40%なので、「あなたはA型ですね」といえば40%の確率で当てることができますが、この方法では外れる確率のほうが高くなってしまいます。もっと高確率で当てることのできる方法を考えましょう。
連続で当てて驚かす方法
まず「あなたはAB型ではなさそうですね」といえば、90%の確率で当てることができます。
次に「B型でもなさそうですね」といって、連続で当たる確率は70%です。この時点で、かなり高確率で相手の血液型を当てることが可能です。
ここまで当てることができたら、加えて最後に「あなたはA型ですね」といってみましょう。3回連続で当たる確率は40%です。これは最初に「あなたはA型ですね」といったときと同じ確率ではありますが、こちらの場合だと「3回連続で!?」という驚きを与えることができるのです。
出典:『マンガでわかる 図解 眠れなくなるほど面白い 確率の話』
【書誌情報】
『マンガでわかる 眠れなくなるほど面白い 図解 確率の話』
著者:野口哲典(マンガ:田伊りょうき)
当社の「眠れなくなるほど面白い 図解」シリーズをよりわかりやすく解説する「マンガ図解」シリーズの第1弾! 我々の日常に深く入り込んでいる「確率」。朝の天気予報で「降水確率」を確認したり、野球シーズンには勝率や打率をチェックしたりする方もいると思います。ジャンケンやサイコロの目、ゲームのガチャやくじなどの当たる確率、人生の節目にあたる受験の合格確率やプロポーズの成功確率など、実にさまざまなシーンで「確率」の話になるのです。そんな「確率」をマンガと図で解説し、面白く読み進めながら知識を得られる一冊。「運命の出会い」を確率にするとどのくらいになるのか、最低でも一校は合格するための受験の仕方など、勉強としてではなく実際に役立つ確率の話ばかりなので、ぜひご一読ください。
公開日:2024.06.10