キャッチャーの技術向上について忖度なき里崎智也節をお聞きあれ!
結局は数をこなさないと上達しないと里崎智也は言う。
それも、生きた球にいかに触れるか。
例えば、ワンバウンドのボールを体で止める「ブロッキング」という技術に関して言えば、”いまからワンバウンドのボールを投げますよ”という状態でワンバウンドのボールを止める練習をしても価値は低い。
実際にブルペンに入って、ピッチャーが投げた本気のボールでいつ来るかわからない状況でのワンバウンドに対応するから上達するのだと里崎智也は言う。
1日500球も受ければ下半身のトレーニングにもなる。疲れてきたとき、どこにバランスを置くのが楽な姿勢なのかということも身をもって分かってくる。
しかし、近年はブルペンキャッチャーという専門職の方々が多い。
なので、現役のキャッチャーがブルペンに入ることが少なくなっているという。
良い面も多いのだが、キャッチャーの技術向上という面ではマイナスだと里崎智也は苦言を呈してくれた。
公開日:2024.08.26