子ども部屋のインテリアは、子どもの意見を優先してもいい?
子どもの「居心地のよさ」を大切にしよう
子ども部屋のインテリアは、誰が決めていますか?
リビングのカーテンなら、親の考えで決めてしまってもよいのですが、子ども部屋の場合は子ども本人の感覚を優先しましょう。
子どもが好むなら、どんなインテリアになってもよいのです。大人から見たときの「見栄えのよいもの」や「一般的にいいといわれているもの」よりも、子どもが「心地よいと感じるもの」を選びます。
ただ、小さな子ほど「そのときの気分」で選んでしまいがちなので、長く使うものは、先を見据えて親からアドバイスをしてあげてください。
話し合いで決めていく
わたしは、勉強面だけで考えると、カーテンの色や模様はあまり関係がないととらえています。勉強中にカーテンを見るわけではないからです。
一番重要なのは、子ども部屋が子どもにとって「安全基地」になることです。癒されてリラックスできる場所があることで、子どもはエネルギーの充填ができ、勉強もがんばれるようになるのです。
子ども部屋のインテリアを選ぶときのポイント
- 子どもにとって、居心地のよいインテリアで「安全基地」をつくる
- 「ああしなさい、こうしなさい」というのではなく、子どもの意見を取り入れる
- 親も「長く使うもの」という観点から多少意見をいい、話し合いをしてから決めていくと、もっとよい環境になる
【出典】『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』著:石田勝紀
【書誌情報】
『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』
著:石田勝紀
本書『頭のよい子の育て方』では、「頭のよい子」とは、単に学力や成績が優れた子どもを指すのではなく、その子自身の特性やタイプに応じた能力や個性が発揮されている状態を意味すると提案します。著者は、親として子どもの個性に合わせた育児の重要性を強調し、シンプルで無理のない生活環境を整えることが、子どもの健全な成長を促す鍵であると説いています。また、親の都合で育児を進めるのではなく、子どもの特性に合ったアプローチが必要であることを具体的な例を交えて解説しています。子どもの成長をサポートするための実践的なアドバイスが満載の一冊です。
公開日:2024.09.04