子ども用の本棚は図書館をイメージしよう②
本棚の場所は子ども部屋?それともリビング?
本棚は子ども部屋とリビングのどちらに置いていますか?
結論からいうと、物理的な間取りの問題もあるので、どちらでもかまいません。
一般的には、スペースを確保しやすい子ども部屋に本棚を置くことが多いのではないでしょうか。
ただ、リビングに置くと、本が出しやすい分、子どもが本を読む頻度は上がります。もし、本が好きな子で、「おかあさん、この本読んで」といつももってくるような場合には、本棚とは別に、リビングに本を置くスペースをつくってあげるのもおすすめです。
「これを読んでほしい」と本人がよくもってくる本や、興味のあるジャンルの本をすぐ取り出せる場所に置いておくと、読書習慣が身につきやすくなります。
また、本の量が増えてくると、リビングも子ども部屋も雑然としてしまうので、子どもと一緒に、定期的に置いておく本を見直しましょう。子どもの興味や関心のあるものを把握することができます。
本棚と子どものわくわく感
【OK例】子どもの気持ちがわくわくする、子どもが好きな本でいっぱいの本棚
【NG例】子どもの好きな本ではない、雑然と並んでいて大人の目線で美しい本棚
【リビングに置く本】
- よく使う本
- お気に入りの本
- 子どもが興味関心を示している分野の本など
【出典】『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』著:石田勝紀
【書誌情報】
『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』
著:石田勝紀
本書『頭のよい子の育て方』では、「頭のよい子」とは、単に学力や成績が優れた子どもを指すのではなく、その子自身の特性やタイプに応じた能力や個性が発揮されている状態を意味すると提案します。著者は、親として子どもの個性に合わせた育児の重要性を強調し、シンプルで無理のない生活環境を整えることが、子どもの健全な成長を促す鍵であると説いています。また、親の都合で育児を進めるのではなく、子どもの特性に合ったアプローチが必要であることを具体的な例を交えて解説しています。子どもの成長をサポートするための実践的なアドバイスが満載の一冊です。
公開日:2024.09.17