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【今日は何の記事】1月10日は「110番の日」!意外な知識が見つかるかもしれない厳選トピック!

本日1月10日は「110番の日」!
その由来は、昭和60年(1985年)に警察庁が定めたからで、『緊急対応を必要としない相談などには「#9110」番を利用する』といった「110」番の正しい使い方を広めるために様々な呼びかけが行われています。

そんな「110番の日」にちなんで、今回はラブすぽで配信された警察や犯罪に関するトピックから厳選してお届けします!
ためになる話や職場・学校でつい話したくなる雑学があるかも?

ドラマでも目にする指紋、血液、足跡あらゆる痕跡を可視化する科学捜査用「ALS」とは?

肉眼では見えない遺留指紋を潜在指紋といいます。さまざまな検出方法で採取するのですが、では、なぜ目に見えないはずの潜在指紋がそこにあるのがわかるのでしょうか?

それは励起(れいき)光源機器「ALS」(=AlternativeLight Sources)というライトを使用することで、見えない潜在指紋がはっきりと見えてくるのです。ALSは、可視光線・赤外線・紫外線などの、特定の波長の光を照射することで、目には見えない証拠を可視化する科学捜査用のライトです。

一部の物質は、ある一定の波長の光を吸収し、違う波長で発光する性質を持っています。これを「ルミネッセンス」と呼びます。ルミネッセンスとは、物質が電磁波や熱、摩ま 擦さつなどにより、エネルギーを受け取り、その受け取ったエネルギーを特定波長の光として放出する発光現象のことです。

この光の特性を応用し、痕跡によって使い分けた波長の光を照射し、同時にゴーグルを使って邪魔な波長の光を遮断します。すると、目には見えなかったモノが見えてくるのです。
ただ、太陽光や蛍光灯のような、白色光に照らされると見えにくいために、暗くしてから作業に取りかかります。

1970年、光を科学捜査に応用し実用化に成功したのはカナダ警察でした。大きな検査設備と多大な検査費用のため、現場では使用できませんでした。

【出典】『図解 科学捜査』
監修:山崎昭 日本文芸社刊


暴走ドライバーの心に潜む狂気とは!?

車やバイクを運転していて「危険な運転をするなあ」と思う車両に出会ったことはありませんか? 人はハンドルを握ると自己中心的な面が表に出やすいといわれます。人間の力を遥(はるか)に凌駕(りょうが)した「スピード」という武器をアクセルひとつで発揮できるのが、その理由でしょう。

運転者がサイコパスとなると極めて危険です。普通の人は、たとえどんなに大きな「スピード」という力を手に入れても、「事故を起こしてはいけない」「相手を傷つけてはいけない」といった心のブレーキで行動に歯止めがかかります。しかし、サイコパスはそのような良心が希薄で、「自分が優位に立ちたい」という考えが大きく表れます。そのため、ちょっと気が立っただけで普通では考えられないような事故を引き起こしたり、警察に追われたら歩行者を轢(ひ)き殺してでも逃げる、捕まってもあれこれ言い訳をして非を認めない……といった自己中心的な行動に出ます。

このようなサイコパスとの事故に巻き込まれると、不毛な争いになって神経を消耗するだけでしょう。自分のほうがどんなに正しくても、事故になったらイヤな思いをするだけなので、事故だけは避けるように注意して運転するべきといえます。なお、サイコパスは優越感を得たいという特性から、大きな車、高級な車、速い車など、より「力のある車を好むと考えられます。こうした車で「動きがヘンだな」と感じる車両がいたら、下手に関わったりせず、やり過ごすのが最善策でしょう。

【出典】『あなたの近くの危険な人物 図解 サイコパスの話』
監修:名越康文 日本文芸社刊


そもそも市民の治安を守る「警察官」の仕事内容って?

治安を守るために働く警察官も公務員です。警察官は「警察庁」と「各都道府県警察」で構成されています。警察庁と警視庁は名前が似ていますが、国の行政機関として各地の警察を指揮しているのが警察庁、東京都の都道府県警察が警視庁という仕組みです。

警察官には下から巡査、巡査長、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正、警視長、警視監、警視総監という階級があります。都道府県警察の組織では地域課、生活安全課、刑事課などの部門に分かれ、交番のおまわりさんは地域課の所属。ドラマでよく見る刑事も刑事課の所属となります。

警察官になるためには警察官採用試験に合格しなければなりません。採用は「警察庁」、「都道府県警察」、「皇宮警察」の3つがあります。圧倒的に多いのが都道府県警察の採用で、警察庁と皇宮警察は国家公務員になるコースのため厳しい試験を突破しなければなりません。

警察庁の採用では「国家公務員採用試験」を合格する必要があり、これに合格する必要があります。皇宮警察は警察庁の附属機関で、天皇皇后両陛下を含めた皇族の護衛などを行います。皇宮警察になるには、「皇宮護衛官採用試験」に合格する必要があります。

警察官の給与は所属する組織、学歴、勤続年数、階級などによって変わるため、人によって金額に大きな違いがあります。平均年収は530万円で平均月収は32万円です。この中に様々な手当が含まれ、約30%は手当の金額だと言われています。ボーナスは年2回で、東京都では年間4.65か月分が支給されます。警察官は危険を伴う仕事のため、公務員の中でも給与は高めです。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』
監修:高田晃一 日本文芸社刊


ラブすぽでは上記のトピック以外にもたくさんのコンテンツを配信しているのでぜひご覧ください。
皆さまも社会のルールを守って防犯に努める1日にしましょう!

【書誌情報】『図解 科学捜査』
監修:山崎昭 日本文芸社刊


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監修:名越康文 日本文芸社刊


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