NHKマイル(GⅠ)で過去10年3着内すら入れていない【死の馬番】に入ってしまった不幸な2頭とは!?

NHKマイルは奇数枠より偶数枠を狙え!! その理由となるデータとは!?

先週の天皇賞(春)から始まった7週連続GⅠ戦線。
今週は京都から場所を移し、東京競馬場で「NHKマイル」が開催される。
NHKマイルは1996年に春の3歳マイル王決定戦として新設されたGⅠである。
そこで、今春の3歳マイル王はどの馬なのかを過去10年のデータから、各項目での勝つ確率ポイントを割り出し、推理していく!!

●前走クラス別

前走GⅠを走った馬が5勝も挙げ断トツの成績を残している。次にGⅡで3勝、残りはGⅢの2勝である。この結果から、前走でOPまたは条件戦を走った馬にはマイル王のチャンスがないことが分かった。
この結果から、勝つ確率ポイントが前走GⅠを走った馬が25%、GⅡが15%、GⅢが10%、それ以外0%とする。

●前走距離別

前走でNHKマイルと同じ1600mを走った馬が5勝を挙げ、この次に来るのが2000mを走った馬で4勝も挙げている。残り1勝は1400m組である。
この距離別データから、1600mか2000mを走って来た馬でないと勝つのが難しい事が判明した。
この結果から、勝つ確率ポイントを1600m組が25%、2000m組が20%、1400m組を10%、それ以外0%とする。

●前走着順別

前走で勝った馬でなく、惜しくも負けて2着だった馬が3勝とトップの成績を残している。これに続くのが3,4,5着だった馬で、それぞれ2勝を挙げている。残りは前走を勝った馬で1勝となっている。
この結果から、前走を勝った馬より惜しくも負けた馬の方がマイル王に近いことが分かった。
そうなると勝つ確率ポイントが、前走2着だった馬が25%、前走3,4,5着だった馬が20%、前走を勝った馬が15%、それ以外は0%とする。

●枠番・馬番

枠データを見てみると、大外枠の8枠がトップで4勝も挙げている。これに続くのが6枠で3勝、残りは2,4,7枠のそれぞれ1勝となっている。
データから、内枠よりも外枠が有利で、なおかつ偶数枠が圧倒的に有利なことが判明した。
それは、偶数枠の9勝に対して奇数枠は1勝しか挙げてない事にある。
枠では偶数枠が有利だったが、細かく馬番で見てみるとどうなるのか?
調べてみると、過去10年3着内すら入れていない「死の馬番」の存在が明らかになった。その馬番とは②⑬で、今年で言うと2番ショウナンザナドゥ、13番ミニトランザットの2頭であった。残念ながら、このデータでは2頭に天使が舞い降りて来ないのである。
結論としては、ここでの勝つ確率ポイントを偶数枠に入った馬が25%、奇数枠に入った馬が10%だが、馬番の2番と13番は馬番データから0%とする。

以上の4つのデータの合計が最も高かったのが、勝つ確率95%を叩き出した⑫マピュース
であった。
果たして、過去10年データから推理された馬がマイル王に輝くのか!?
発走は5月11日の東京競馬場11レース、15時40分予定。

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