ターンオーバーが遅れると乾燥肌に? 肌の生まれ変わりのしくみ【眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話】

ターンオーバーが遅いと乾燥肌に

肌に新しい細胞が生まれ、代わりに古い角質がはがれ落ちることを「ターンオーバー」といいます。肌が乾燥する大きな原因は、このターンオーバーがうまくいかないこと。ターンオーバーには周期があり、若いと周期は短く、加齢とともに時間がかかるようになってきます。一般的に、20代なら約28日、40代で約55日、50代で約75日。この周期が短ければ短いほど肌は美しくうるおいが保たれて、長くかかると肌は古い角質で覆われ、うるおいを失って乾燥肌の原因にもなります。

加齢以外にも、ストレスや生活習慣の乱れなどでターンオーバーの周期は遅くなりますが、逆に早めることも可能。その方法が、毛細血管を活性化して血流をよくすることです。血液は、細胞をつくる材料となる栄養素や酸素を各器官まで運び、老廃物を排出する働きがあります。そのため毛細血管が正常なら、細胞に十分な酸素や栄養素が行き渡り、新陳代謝が活発になるのです。

ターンオーバーは肌の新陳代謝のことですが、肌だけではなく、人の体はおよそ3カ月ごとに細胞が生まれ変わります。例えば、胃腸の細胞は約5日、心臓は約22日、骨は3カ月ぐらいのサイクル。血流がよければ常に新しい細胞がつくられ健康でいられます。一方、体が冷えて血流が悪くなると、新陳代謝も低下。冷えや乾燥は加速し、ケガや病気からの回復力も弱まることになるのです。

肌の新陳代謝(ターンオーバー)のしくみ

ターンオーバーがスムーズに行われている健康な肌は一定の周期で生まれ変わり、古い皮膚から新しい皮膚に生まれ変わる。

加齢、生活習慣、紫外線などでターンオーバーが乱れた肌は、角質層が厚くなり、乾燥、シミ、くすみなど肌トラブルが起きやすい。

人間の細胞は日々生まれ変わっている

ケガをしても修復されるように、細胞は日々生まれ変わっています。しかし、細胞の入れ替わりの周期は、老化とともに長くなっていく傾向にあります。

●骨の細胞:約3カ月

●心臓:約22日周期

●胃腸:約5日周期

●筋肉や臓器:約2カ月周期

●血液:約3~4カ月周期

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』著:石原新菜

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』
著:石原新菜


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