AQUARIUM×ART atoa(神戸市中央区、以下アトア)では「蜷川実花 with EiM 共鳴するアクアリウム」を2025年8月29 日(金)から2025年11月3日(月・祝)まで開催します。展示期間中はアトアの入場料金が特定日料金となり、入場券の前売販売を6月30日(月)より開始いたします。
本企画は、アーティスト蜷川実花氏と、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー宮田裕章氏はじめ各分野のスペシャリストが集い結成されたクリエイティブチーム「EiM」が手掛けるインスタレーション作品展示です。
展示が行われるのは、アトア館内3階に位置する「PLANETS」。日本最大級の球体水槽“AQUA TERRA”が中心に佇む空間を舞台に、蜷川実花 with EiMが創り出す新たな表現空間にどうぞご期待ください。
なお今回、多くの学生にアートに触れてほしいという想いから、期間限定で「中高生」向けの料金区分を設けました。未来を担う若い世代に、蜷川実花氏とEiMによる幻想的な世界観を体験してもらうことで、アートや表現の可能性に出会うきっかけとなることを願っています。 特設サイトはこちら 展示会場となるPLANETS 奇跡の惑星アトア3階にあるPLANETSの中心には、薄暗がりの空間の中に色鮮やかな魚たちが優雅に泳ぐ直径3mの球体水槽“AQUA TERRA”だけが鎮座する。生命が存在した「奇跡の惑星」を表現したこの世界は宇宙や深海の神秘性を彷彿とさせる。アトアにおいて一番のフォトジェニック空間。通常展示では、光のベールが降り注ぐようなレーザーパフォーマンス「AQUA UNIVERSE」が上演されている。 通常時の「PLANETS 奇跡の惑星」
蜷川 実花 [にながわ みか]
アーティスト
写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。クリエイティブチーム「EiM(エイム)」の一員としても活動中。
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年ニューヨークのRizzoliから写真集を出版。また、『ヘルタースケルター』(2012年)、『Diner ダイナー』(2019年)をはじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』(2020年)を監督。
これまでに写真集120冊以上を刊行、個展150回以上、グループ展130回以上と国内外で精力的に作品発表を続ける。
個展「蜷川実花展with EiM:彼岸の光、此岸の影」(京都市京セラ美術館、2025年1月-3月)は、25万人を動員。
現在、イタリア・ヴェネチアにて第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館展示「中立点」関連展示として「蜷川実花展 with EiM: INTERSTICE」を開催中。
最新の写真集に『EternityinaMomentvol.1‒3』(Akio Nagasawa Publishing & Case Publishing、2024年)がある。 主な展覧会
グループ展「I’M SO HAPPY YOU ARE HERE」Palais de l'Archeveche、2024年
グループ展「Tokyo : Art & Photography」アシュモレアン博物館、2021年‐2022年
「MIKA NINAGAWA INTO FICTION / REALITY」北京時代美術館、2022年
「蜷川実花展」台北現代美術館(MOCA Taipei)2016年