子どもの歯科矯正はするべき?しなくてもいい?【歯並びをよくする離乳食・幼児食】

食べ方、習慣、お口の状態 こんなときどうする? Q&A

毎日の食事や習慣、気になるクセ・・・・・・、
誰もが何かしら悩んでいることと思います。
そんなみんなが困りがちなことを集めてみました。

Q. 歯科矯正はするべき?しなくてもいい?

A. 気になったら歯科医としっかりと相談しましょう。

乳歯の抜け替わりのときは、「ガタガタしているけどまだ生えかけだから大丈夫」「すき間が空いて見えるけど、矯正まで考えなくていいかな」などと、悩む親御さんは多いものです。

もちろん、口のなかの状態にもよりますが、歯科医師の立場からは、矯正治療をしたほうがいいと判断される子は多い印象です。子どものときに行う小児矯正、大人になってからの成人矯正は、目的や治療方法に大きな違いがあるため、しっかりと歯科医師に相談し、やるべきタイミングか、まだ様子見でいいのかなど、話し合うことをおすすめします。

CHECK! <矯正歯科治療の目的>

● 歯科疾患の予防
● 発音の改善
● あごの骨の成長発達障害の予防
● がく関節と咬合との調和
● そしゃく機能の改善と維持
● 体のバランスや運動能力の改善
● 口唇閉鎖不全の改善
● 一般歯科治療を行うために必要な歯の移動が可能になる

「公益社団法人日本臨床矯正歯科医会」のサイトより抜粋

POINT!

正しい歯並び、噛み合わせになることで、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が上がりますよ。

【出典】『歯並びをよくする離乳食・幼児食』著:杉原麻美/藤原朋未

【書誌情報】
『歯並びをよくする離乳食・幼児食』
著:杉原麻美/藤原朋未

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お子さんの歯並び、お口の状態、気にしていますか?

昔に比べ、やわらかいものを食べるようになった昨今、お口まわりの筋肉や、飲み込む力が未発達なままとなり、「でこぼこ歯」「出っ歯」「ポカン口」「受け口」などの、お悩みを持つお子さんが増えています。
歯並びや、噛み合わせの悪さが与える影響は多々ありますが、大人になってからもデメリットとなり続けるものばかりです。

「でも、歯並びは遺伝の影響では…?」と思った方にこそ、
手に取っていただきたいのが本書です。
実は0歳児からのミルクの飲み方、哺乳瓶の選び方、
離乳食・幼児食のメニュー、食べ方といったことのすべてが、
お子さんの歯並びにつながっているのです。

お口を育てる視点から、「月齢を目安にするよりも、お口の状態に合わせて進める」「誤嚥を防ぐ細かい切り方ばかりだと歯を使わず、お口の発達が促されない!」といった、離乳食・幼児食の新常識を解説し、一生ものの「きれいな歯並び」をつくる、離乳食・幼児食のフリージング&作りおきレシピをご紹介します。

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