戦後80年。”久留米空襲”を題材にした演劇作品再演!地元の人達と創る平和の思いを込めた90分。
本作は、合同会社AI KAGo Project代表・入部亜佳子が2010年高校演劇部にて制作した《久留米大空襲》を題材にした演劇作品を原作とし、2023年に久留米市出身、東京在住の脚本演出家 林将平の手を加え上演しました。
2024年は、2023年版舞台映像の上映会とキャストオーディションを実施。
戦後80年となる今年は、2023年に出演した久留米市近郊在住の子役たち、古賀桜花・柿添武蔵・池上八恵・池上和葉らの続投に加えて、オーディションで選ばれた新たなキャストが一部ダブルキャストとして参加します。
上段左上から、池上八恵、古賀桜花、入部爽、佐藤颯、柿添武蔵、池上和葉、橋本帆南 / 中段左から、糸山莉世、柿添眞子、高松脩人、八木秀磨、風間弥子、りゅう / 下段左から、新郷 樹、中島浩志、桜田麻未、小野純佳、古賀弘子、久冨安子 「次の世代へ"いのち"を繋ぐプロジェクト」として、2023年から始動し、子どもたちに作品を通して、"戦争"、"平和”、"命"について考える時間を提供できたらと思い活動を続けています。 戦後80年。
今一度、思いを向けるキッカケになれたらと思い再演するはこびとなりました。
今年は、久留米市長 原口新五様からの応援メッセージをいただき、より多くの方々に作品を届けていきます。 「青色と灰色の境界線」は昭和20年8月11日の久留米市が舞台です。
この日、久留米のまちを襲った「久留米空襲」では、636発・159トンもの焼夷弾が投下され、市街地の約7割が焦土と化し、多くの尊い命が失われました。
終戦から80年の節目を迎え、今や戦後生まれが人口の8割を超えるなど、
戦争を経験し語り継げる方が少なくなっている中で、私たちは戦争の記憶をいかに後世に伝えていくかという大きな課題に直面しています。
世界に目を向けると、現在もなお戦争や内戦が続いている地域があります。そのような中で、若い世代が中心となって製作された演劇「青色と灰色の境界線」は、久留米空襲を経験された方への丁寧な取材を基に製作されたと伺っており、この作品を通じて多くの方に戦争の悲惨さを知っていただくとともに、命の大切さ、そして平和の尊さについて改めて考える機会となることを願っています。 久留米市長 原口新五 久留米市は、核兵器の廃絶と恒久の世界平和を願い、
実現していくため、
昭和59年に「核兵器廃絶平和都市宣言」を行いました。
再演となる今年は、舞台上演だけでなく、ロビーで平和の資料を展示していきます。
子どもから大人まで、久留米の歴史や久留米空襲について、ピースフルくるめ推進協議会のご協力も得ての展示となります。 青色と灰色の境界線 製作委員会 は、2025年7月からピースフルくるめ推進協議会に加入し、より平和を訴える活動に努めて参ります。 インフォテキストが入ります