【巨人ドラフト査定/評価:A】阪神と競合の浅野翔吾を獲得!門脇誠でポスト坂本勇人争い活発化なるか

12球団完全データファイル2022
オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!
【ドラフト査定/評価:A】見事に浅野を引き当てた!投手2人はブルペンへ?
ドラフトでは高校通算68本塁打の大砲・浅野翔吾(高松商高)の1位指名を公言。当日、阪神が競合してきたが、原監督が見事に2分の1のクジを引き当てた。浅野は171センチとやや小柄な体格ながら体の厚みは十分。俊足強肩強打の持ち主で「豆タンク」と呼べるパワフルな選手だ。基本的には右で打つが、左でも本塁打を打てるだけの素質アリ。スイッチヒッターとして育成しても面白い。いずれ岡本和真のように中軸を張る打者に育ってくれるはず。
ドラ2・萩尾匡也(慶應義塾大)も右の大砲候補。今春の東京六大学では5本塁打をかっ飛ばした。秋も本塁打を量産しており、今が旬のパワーヒッター。強打でレフトのポジション争いに加わりたい。
ドラ3・田中千晴(国学院大)はスケール感の大きな右腕。189センチの長身から投げ下ろすストレートとフォークのコンビネーションで三振を奪う。前のめりでビシッと投げる最速153キロのストレートは威力十分。短いイニングで全力を出し切るスタイルが似合いそうだ。
ドラ4・門脇誠(創価大)は俊足堅守に巧打も備えた遊撃手。ケタ違いの俊足で「ポスト・坂本勇人」争いを活発化させる。ドラ5・船迫大雅(西濃運輸)は社会人4年目、26歳のオールドルーキー。経験豊富なサイドスローでまさにリリーフ向きの即戦力指名。支配下は少数ながら現場のニーズと合致した指名だった。
読売ジャイアンツ2022ドラフト指名選手
1位 浅野翔吾 外野手 高松商業
2位 萩尾匡也 外野手 慶應大
3位 田中千晴 投手 國學院大
4位 門脇誠 内野手 創価大
5位 船迫大雅 投手 西濃運輸
育1 松井颯 投手 明星大
育2 田村朋輝 投手 酒田南
育3 吉村優聖歩 投手 明徳義塾
育4 中田歩夢 内野手 東奥義塾
育5 相沢白虎 内野手 桐蔭学園
育6 三塚琉生 外野手 桐生第一
育7 大城元 外野手 未来沖縄
育8 北村流音 投手 桐生第一
育9 森本哲星 投手 市立船橋
出典:『がっつり! プロ野球(33)』
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