セットアップの手順【最強インパクトを作る うねりスイング】


セットアップの手順
飛球線後方に目を置いた状態でフェースを合わせる
ショットをする際には、クラブフェースを目標にスクェアにセットすることが必要で、これはかなり重要なことです。しかし、多くのアマチュアは、その方法を知らないように思われます。
セットアップはまず、ターゲットとボールを結んだいわゆる「ターゲットライン」の後方に立つことから始まるのですが、このとき少なくともボールから3メートル以上は離れるようにしてください。
できれば、そこからクラブを右手で持ちながら、3歩でボールに近づくことをルーティンにしてもらいたいと思います。女性の場合は5歩を目安にしてください。
そして自分の目線がボールの後ろにあるうちに、真後ろからフェースを合わせ、ボールと目印となるスパット、ターゲットを結ぶラインにスクェアにセットします。
このとき目線がターゲットラインの左側に来てしまうと、目の錯覚でスパットがまっすぐな場所にあると感じられなくなってしまうので、目線がターゲットラインと同一線上にあるか、できるだけ近い場所フェースを合わせるようにしましょう。
アドレスのチェックポイントはいろいろありますが、なかでも構える向きはとても重要ですし、修正しやすいポイントでもあります。
アマチュアは右を向いて構えてしまうことが多いのですが、その原因はターゲットラインと目線がズレていることにあります。
目標に対してスクェアなアドレスを作った上で、ターゲットラインがどのように見えるかを確認してみてください。その感覚に慣れることがスコアメークの大前提です。

多くのアマチュアがスパットは見つけるものの、いきなりターゲットラインの内側に入ってしまうので目線がズレてしまう。そうすると自分の目のラインとターゲットラインにズレが生じてしまい右を向いてしまうことが多い
飛球線後方のボールから3メートル以上離れた場所に立ち、3歩でボールに近づく
目線が飛球線後方にある状態でフェースをスクェアに合わせそれに対して直角に体をセットする
【出典】『最強インパクトを作る うねりスイング』著:三觜 喜一
【書誌情報】
『最強インパクトを作る うねりスイング』
著:三觜 喜一
「ゴルフスイングの習得には、スイング中の4つの連続動作を行うことが重要」という、著者のスイング理論を数多くのカラー写真を交えてわかりやすく紹介。写真の他に、QRコードで連続動作がよくわかる動画が見られる! また、「うねりドリル」「かご練」など、スイング作りに不可欠な著者独自の練習ドリルも収録。ベストセラーとなった著者の前著『ゴルフは直線運動で上手くなる! 』を補完する、スイングメソッドを完全解説し、B5判という大きな紙面、300ページ近い本書は、ゴルフ初心者から経験者のスイングの見直しに必ず役立つ一冊だ。
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