子どものクチャクチャ食べ、どう解決する?【歯並びをよくする離乳食・幼児食】

食べ方、習慣、お口の状態 こんなときどうする? Q&A

毎日の食事や習慣、気になるクセ・・・・・・、
誰もが何かしら悩んでいることと思います。
そんなみんなが困りがちなことを集めてみました。


Q. 好き嫌いが多く、特定の物しか食べません。

A. 食材に興味を持たせてみましょう。

まずは、その食材が苦手な原因を見つけてあげましょう。見た目や味が嫌いな場合は、小さく刻んだり、衣をつけたり、好きな料理に忍ばせてみるのもひとつの方法です。

新奇性恐怖といって、子どもは初めて見る食べ物を怖がるという心理が働きます。食べ物の絵本を読む、絵を描く、歌をうたう、スーパーに買い物に行く、触ってみるなど、食卓以外の場所でも関わりを持ち、食材に興味を持たせてあげましょう。

Q. 口を開けて、クチャクチャと食べています。

A. 唇を閉じる力をつけるよう、意識しましょう。

口を閉じないのは、唇を閉じる力が足りないのかもしれません。書籍60ページの唇の力を参考にしてみてください。また、子ども自身がひと口量をわかっていなくて、口に入れる量が多すぎるのかもしれません。手づかみ食べなどで、適正なひと口量を学ぶようにしましょう。

口呼吸になっている場合は、鼻呼吸になるように練習をしてみてください。

【出典】『歯並びをよくする離乳食・幼児食』著:杉原麻美/藤原朋未

【書誌情報】
『歯並びをよくする離乳食・幼児食』
著:杉原麻美/藤原朋未

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お子さんの歯並び、お口の状態、気にしていますか?

昔に比べ、やわらかいものを食べるようになった昨今、お口まわりの筋肉や、飲み込む力が未発達なままとなり、「でこぼこ歯」「出っ歯」「ポカン口」「受け口」などの、お悩みを持つお子さんが増えています。
歯並びや、噛み合わせの悪さが与える影響は多々ありますが、大人になってからもデメリットとなり続けるものばかりです。

「でも、歯並びは遺伝の影響では…?」と思った方にこそ、
手に取っていただきたいのが本書です。
実は0歳児からのミルクの飲み方、哺乳瓶の選び方、
離乳食・幼児食のメニュー、食べ方といったことのすべてが、
お子さんの歯並びにつながっているのです。

お口を育てる視点から、「月齢を目安にするよりも、お口の状態に合わせて進める」「誤嚥を防ぐ細かい切り方ばかりだと歯を使わず、お口の発達が促されない!」といった、離乳食・幼児食の新常識を解説し、一生ものの「きれいな歯並び」をつくる、離乳食・幼児食のフリージング&作りおきレシピをご紹介します。

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