子どもの食事の悩み事「甘いものばかり」「噛まない」の解決方法とは!?【歯並びをよくする離乳食・幼児食】

食べ方、習慣、お口の状態 こんなときどうする? Q&A

毎日の食事や習慣、気になるクセ・・・・・・、
誰もが何かしら悩んでいることと思います。
そんなみんなが困りがちなことを集めてみました。

Q. 甘いおやつばかり食べてしまいます。

A. 3回の食事をしっかりと食べさせることが大事です。

甘さは、人間が本能的においしいと感じるものです。3回の食事をしっかりと食べると、お腹も満足し、おやつをあまりほしがらなくなるはずです。また、食事の2時間前からはおやつを食べさせないようにすると、空腹になり、しっかりと食事を食べるようになります。

また、子どもの見える位置におやつを置かないこと。目に入ったら食べたくなるのは当たり前。見えない位置に置くか、買わないという選択肢も(お菓子デビューは遅らせるのが得策です!)。

Q. 歯ごたえのあるものを食べません。

A. 噛みしめて味の出る食材を取り入れましょう。

食材のかたさが離乳食・幼児食の段階に合っていないかもしれないので、かたさを見直してみましょう。かたさは、徐々に変えて食べやすいかたさを見つけてあげてください。

歯ごたえのあるものを食べないままだとお口まわりの筋肉も育たないので、うまくステップアップを。段階が合っているなら、味のしみこんだ根菜、下味をつけた骨つき肉など、噛むことで味が出てくるメニューがおすすめです。

【出典】『歯並びをよくする離乳食・幼児食』著:杉原麻美/藤原朋未

【書誌情報】
『歯並びをよくする離乳食・幼児食』
著:杉原麻美/藤原朋未

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お子さんの歯並び、お口の状態、気にしていますか?

昔に比べ、やわらかいものを食べるようになった昨今、お口まわりの筋肉や、飲み込む力が未発達なままとなり、「でこぼこ歯」「出っ歯」「ポカン口」「受け口」などの、お悩みを持つお子さんが増えています。
歯並びや、噛み合わせの悪さが与える影響は多々ありますが、大人になってからもデメリットとなり続けるものばかりです。

「でも、歯並びは遺伝の影響では…?」と思った方にこそ、
手に取っていただきたいのが本書です。
実は0歳児からのミルクの飲み方、哺乳瓶の選び方、
離乳食・幼児食のメニュー、食べ方といったことのすべてが、
お子さんの歯並びにつながっているのです。

お口を育てる視点から、「月齢を目安にするよりも、お口の状態に合わせて進める」「誤嚥を防ぐ細かい切り方ばかりだと歯を使わず、お口の発達が促されない!」といった、離乳食・幼児食の新常識を解説し、一生ものの「きれいな歯並び」をつくる、離乳食・幼児食のフリージング&作りおきレシピをご紹介します。

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