不安で頭がいっぱいになる人は毎日どうすれば対処できる?【魔法の感情整理術】


起こる確率で考える不安撃退術
「この靴を履いて行って汚しちゃったらどうしよう?」「明日のデートで上手にエスコートできなかったらどうしよう?」「途中で具合が悪くなったらどうしよう?」など、これからの予定を想像するときに、楽しいことではなく、トラブルなどのマイナスな出来事ばかりを想像してしまう人もいますよね。このようなネガティブな考えは一度考え出すと止まらず、どんどん不安が募ってしまうかと思います。
こうしたネガティブ思考に陥りやすい人の特徴として、自分の考えていることが一番大きな問題であると考えてしまっていることが挙げられます。そのため、1つでもマイナスな考えが浮かんでしまうとそればかりに気を取られてしまうばかりか、解決策も浮かばずにずっとその考えにとらわれてしまうのです。
では、ふだんあまり不安を感じない人はどのような考え方をしているのでしょうか。このような人たちは、解決策が浮かばない問題に対して「考えても仕方がない」と割り切った考え方を持っています。もし何かあったらその時に考えよう、というスタンスなのであまり不安を感じていないのです。
出典:『心療内科の名医が教える 怒り、不安がすぐ消える 魔法の感情整理術』
【書誌情報】
『心療内科の名医が教える 怒り、不安がすぐ消える 魔法の感情整理術』
監修:ゆうきゆう
日々の生活の中でなにかとすぐにイライラしたり、びくびくしたり、「怒り」や「不安」などの感情をうまくコントロールすることができないという悩みを抱えている人は少なくないかと思います。本書は、そのようなココロが忙しくて疲れを感じている人の支えになる感情整理術の書籍です。
家庭間や職場、学校などでつい熱くなって言い返す前に実践してほしい感情整理のテクニックや、もっと気楽に物事をとらえるコツ、一瞬でできる心の落ち着かせ方など、ゆうきゆう先生流のココロが楽になる術をまとめた一冊。
この記事のCategory
オススメ記事

もともと抽象的だった「心理学」はどのように学問に発展したのか?【心理学の話】

コロナ渦の中で「心理学」はどのように活かされているの?【心理学の話】

仕事でイラっとしたときに知っておきたいストレスをポジティブに転換する方法【心理学の話】

他人のことを知るために使える!自分と他人を理解するために使いたい心理学とは?【心理学の話】

心理学が導き出した脳の不思議!「心」と「脳」はどのように関わりあっているのか?【心理学の話】

現代を生きる上で知っておきたい心理学で人間関係も仕事も好転する理由とは?【心理学の話】
