グリップの適正な力加減とは!?【グリップを直すだけでゴルフが変わる/松吉信】

目安は今の握りの〝半分〞の力
先に書いたとおり、「こんなやわらかい握りではクラブが飛んでいってしまうのではないか?」とか、「ボールにクラブが当たったときに、その衝撃でクラブがグラついてしまうのではないか」と不安に思うために、多くの人は力いっぱいにグリップを握っています。
「おれはクラブをやわらかく握っているよ!」と言う人でも、実際には結構な力が入っているものです。
では、どの程度の強さで握ればいいのでしょうか? おおよその目安ですが、思い切り力を入れて握った状態を〝100〟とすれば、〝30〟で握っているのがプロゴルファーです。この力感で握ってスイングするのは至難の技です。
目標は〝50〞の力で握ることです。生徒さんには「いま握っている強さの半分で握ることを目標にしましょう」と言います。
読者の皆さんもぜひ、今の半分の力で握るように努力してください。
【出典】『動画解説版 グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える:動画でわかる、見つかる自分のベストグリップ!』著者:松吉 信
【書誌情報】
『動画解説版 グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える:動画でわかる、見つかる自分のベストグリップ!』
著者:松吉 信
ゴルフは自分の手でボールを打つのではなく、クラブで打つスポーツ。手は自分の身体とクラブをつなぐ唯一の部位だが、大半のアマチュアゴルファーはクラブや身体の動きに気を取られ、手元の感覚を軽視しがちだ。 そのことでミスショットが増え、スコアアップができないでいる。つまり、自分にとって正しいグリップで握っていないから思うようなショットが打てないのだ。 正しいグリップでなければ、身体のに歪みが出て余計な力が入り、スイングは崩れ飛距離も出ない。クラブの握り方が悪いままでは、いくらスイングを直そうとしてもゴルフの上達は無理ということだ。ということはグリップがよければゴルフがうまくいく、と言っても過言ではない。 この本は、ゴルファー自身にとって最適なクラブの握り方を見つけるための考えや方法を一冊にまとめたもの。その方法や身に付けるための練習ドリルを、QRコード付動画を中心にわかりやすく紹介する。
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