マンガ・アニメは今や世界の共通語! 遥か白夜の国・フィンランドでも『銀牙』ファンの想いは熱かった! 

高橋よしひろ先生が『アニメコン』に!

2025年7月5日~6日、フィンランドの中堅都市・ユバスキュラで、『アニメコン』が盛大に開催された。会場では、コスプレ大会、ゲーム大会、クイズ大会、ステッカーラリーなどの各種催事が行われ、また、カフェや工作教室なども開かれるという多彩な内容。『アニメコン』は国境を越えてファン同士が互いの“推し活”を讃え合うファンミーティング、一大イベントなのである。

その『アニメコン』にわれらが高橋よしひろ先生が招待された。

フィンランドでは「1にムーミン、2に銀牙」と言われるくらいに、『銀牙』人気が熱い。
VHSのビデオレンタルが始まった時代から、『銀牙-流れ星 銀-』のアニメシリーズが絶大な好評を博し、DVDの時代になっても見続けられ、広く拡散していったのだという。

ヘルシンキの書店で『銀牙~THE LAST WARS~』を手に笑顔の高橋先生
個人コレクターによる出展ブース

コミックも『銀牙-流れ星 銀-』に始まり、『銀牙伝説ノア』まで、銀牙シリーズはフィンランド語訳されて刊行されている。熱狂的な銀牙ファンに迎えられながら、よしひろ先生がフィンランドを訪れるのも、今回で何と4回目になる。

 開式前夜には地元紙の取材も入り、テンションが上がってくる。

初日はサイン会から

今回の開催地ユヴァスキュラ(Jyväskylä)という都市は、フィンランドの湖水地方に位置し、首都ヘルシンキからは約270km、人口数ではフィンランドで7番目、ユバスキュラ大学のある教育都市とされている。

『アニメコン』会場となった「Paviljonki」は、日本語でいうなら「パビリオン」か? ユバスキュラ駅から徒歩1分の巨大なコンベンションセンターだ。

開場時間が近づくにつれ、駅から続々と色とりどりのコスチュームを身に纏ったコスプレイヤーたちが乗り込んで来る。

さあ、いよいよ、よしひろ先生も本番だ!

初日はまず、「サイン会」からスタート。

45分間のセッションで、100枚のチケットが完売だと言うが、え? どう見ても100人以上の列が出来ているんですけど…。

中には、感激のあまり零れる涙をこらえきれないファンも…。

いやあ、熱いです! フィンランドの銀牙ファンのみなさん! ありがとうございます!

次ページでは、高橋先生にファンが質問の嵐!!

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【関連書籍情報】
『~銀牙伝説~レクイエム 1』
著:高橋よしひろ


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越後での激戦のあと、奥羽軍の面々は二子峠の犬の楽園で平穏な日々を送っていた。酷暑の夏、ならず者の狼藉からの救援を請う一匹の犬が奥羽軍の元に現れる。ウィードたちは即座に出立するが、見送る銀の衰えは隠しようもなく…。不吉な空気がジワジワと忍び寄る、銀牙最終聖戦!!

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