冷えが血行不良を引き起こし、その結果また冷える悪循環を断ち切る【眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話】

冷えで血管が縮み、思わぬ健康被害に

血流が悪くなると、毛細血管のゴースト化は進み、体は慢性的に冷えて体温が低下します。体温が下がれば、基礎代謝が落ちるので新陳代謝のサイクルも遅くなりがちに。すると、肌のターンオーバーもうまくいかなくなり乾燥などの肌トラブルにも見舞われます。従って、冷えも乾燥も、始まりは「血行不良」。漢方医学では血流が滞っていることを「瘀血(おけつ)」といい、“あらゆる不調の原因”と考えられています。

血流悪化の要因のひとつに、血管の収縮があります。前項でも述べたように、冷えや寒さを感じると体から熱を逃がさないようギュッと血管が収縮します。要するに冷えている人は常に血管が収縮している状態。改善しないと血管には負荷がかかり続け、血流が滞り、毛細血管に血液が行き渡らず、体は冷えたままという最悪の事態に。 

近年増加傾向にある「血栓」は血管の収縮が急激に起きることが原因です。血流が悪いと血液が固まりやすく、血栓ができやすい状態になり、それが続くと脳梗塞や心筋梗塞などの深刻な病につながる恐れもあります。

また、冬場の入浴時に起こりやすい現象のヒートショックも、温度差による血管の収縮と拡張で血圧が急変することが原因。血管が健康だと急な変化にもある程度耐えられるので、なにはともあれ日頃から血のめぐりをよくしておくことが大切です。

冷えや暑さを感じると血管は収縮 or 拡張する

●正常時の血管

●寒いときの血管

血管が縮こまって血流が悪くなり、体内の熱を放出させない。

●暑いときの血管

血管が広がり、血流が増え、発汗とともに体内の熱を放出する。

血流が悪くなる原因である
「偏った食事」「運動不足」「睡眠不足」「ストレス」
などを見直すことで
毛細血管のすみずみまで血液が行き渡れば、冷えも乾燥も改善!

血管の収縮・拡張で気をつけたいのが「ヒートショック」

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』著:石原新菜

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』
著:石原新菜


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季節問わず、多くの人の悩みの種である“冷えと乾燥”。
寒い季節はもちろん夏場でもクーラーなどで手足がすぐに冷えてしまったり、ケアしていてもなかなか乾燥肌が治らなかったりと、いつかは良くなると思いつつ、悩んでいる人も多くいます。
冷えの大きな原因は、末端の毛細血管まで血が通っていない状態の“ゴースト血管”。
血流が悪いと手足まで血がうまく流れずに、冷えてしまいます。

また、乾燥は新陳代謝がうまくいっていないことが原因のため、血流を改善し、基礎代謝が上がることで改善していきます。

そんな冷えと乾燥を改善するのに一番重要なのが『Tie2(タイツー)』と呼ばれる血管を若返らせる酵素。
この『Tie2』を日常の中で活性化することで、自然と冷えも乾燥も無縁の体になっていきます。

本書では、温活の名医と呼ばれる著者が今までの研究の中でも効果の高い方法を厳選し、『Tie2』を活性化させる方法をプログラム化!
冷えと乾燥がダブルで一気に改善できる最強のメソッドを紹介します。

飲むだけで最強に体が温まる『ヒハツジンジャールイボスティー』や、お風呂でダブル効果の『最強塩風呂&”ながら保湿”3分パック入浴』、さらに、手足の末端神経まで一瞬で血がめぐる『手足1分運動』など、誰でもすぐにできて、効果絶大なメソッドが満載です。
冷えと乾燥が無くなれば不快感が減るだけでなく、免疫力が上がったり、肌がみるみる若返ったり、いいことばかり。

今日からすぐ始められるので、男女問わず冷え性や乾燥肌が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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