漢方はキッチンにあった!? カレー作りで始めるデトックス【眠れなくなるほど面白い 図解 デトックスの話】

スーパーのスパイスと漢方薬の効果は同じ

スパイスとしておなじみの生薬も多い

漢方の生薬となってい植物の多くは、市販されているスパイス(ハーブ)と同じものです。「漢方薬は高い」というイメージですが、じつはスーパーで買えるスパイスで手軽に漢方の薬効が得られるのです

生薬としての名称と、スパイス名が一致すれば「なんだそうか」と納得がいくでしょう。例えば、こいし生薬で「胡夢子」はパクチーのこと、スパイスのコリアンダーです。「丁字」はクローブ、「桂皮」はシナモン、「迷迭香」はローズマリーを指します。ほかにも「大茴香」のスターアニスは八角の名前で知られ、「西洋薄荷」のペパーミントや、「山椒」のジャパニーズペッパーなどもあります。

漢方生薬を調合するように、こうしたスパイスを自分でブレンドして、料理などに使うのも楽しいものです。生薬の効能によって体の不調対策ができるほか、好きな風味のスパイスを加えるだけでも健康増進に役立ちます

手始めにチャレンジするなら、市販のカレールウを使ったアレンジがおすすめ。いつものレシピにデトックス効果のあるスパイスや好みの風味も加えて「デトックス・カレー」をつくりましょう。

なお、デトックスを目的とするなら、外せないスパイスがコリアンダー。体にたまった有害な重金属のほぼ全てを体外に排出してくれます。レシピにぜひ加えてください。

スパイスと漢方の違い

スパイスと漢方で使用される共通の生薬

クローブ、シナモン、コリアンダー etc.

スパイス(香辛料)

主に料理に使う
美味しくなるのが基本で、さらに病気の予防や健康増進が期待できる

漢方薬

東洋医学で処方される
決められた配合量をもとに、生薬を複数組み合わせたもの

市販のカレーも自分だけの漢方カレーに

カレーは薬膳料理の代表。市販のカレーにデトックス作用の高いスパイスなどをプラスするだけで、オリジナルの薬膳カレーが完成します。

市販のカレールウ + ウコン、クローブ、コリアンダー

ごく少量からスタートし、味見をしながら好みの味を見つけましょう!

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 デトックスの話 』著:加藤 雅俊

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 デトックスの話』
著:加藤 雅俊


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さらに今の自分の“毒状態”が簡単にわかるチェック法なども掲載し、自分の体と向き合えます。
時間もかからず誰でも簡単にできる方法ばかりなので、カラダ本来の力を取り戻し、若々しくいたい方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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