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悪いことをしたら見られてます!最新の防犯カメラの最強技術【科学捜査】

犯罪抑止と足取り捜査に威力

最新技術の防犯・監視カメラは急速に性能が向上し、犯罪抑止の効果はもちろん、犯罪捜査にも積極的に活用され、犯人を逮捕するという実績もあげています。

2016年の日本全国の防犯・監視カメラの設置台数は約500万台と推定されていますが、監視大国といわれるイギリスでは、推定600万台のカメラが存在し、2005年のロンドン同時爆破テロでは、実行犯の特定に一役買いました。

警視庁では街頭防犯カメラの他に事件や事故が発生したときに、通報ボタンを押すとインターホンで警察官と通話ができる「スーパー防犯灯」を道路や公園に整備しました。

さらに2002年、繁華街の防犯対策の一環として「街頭防犯カメラシステム」を導入し、新宿歌舞伎町地区に、ドームカメラ44台、固定カメラ11台の計55台が設置され、撮影した映像は新宿警察署と警視庁本部に送られ、高い効果を上げています。

また、渋谷地区や池袋地区などでも同様の運用がされています。警視庁は東京五輪開催に向けて、最先端技術の活用と官民パートナーシップの構築によるテロ対策のための「非常時映像伝送システム」の導入を検討しています。

これは民間の防犯カメラの映像を緊急時に警視庁に送信するシステムで、手始めに東京メトロが設置するすべての防犯カメラ映像を専用回線で警視庁に送信し、テロや事故災害時にリアルタイムで対応し、正確な状況の把握をして2次被害の防止を目的としたもので、すでに試験運用が始まっています。

出典:『図解 科学捜査』監修/山崎昭

【書誌情報】
『図解 科学捜査』
監修:山崎昭

科学捜査は驚くほど進化している。血液や指紋・DNA鑑定、顔認証システム等の画像解析やインターネットを駆使した情報分析など、微細な証拠から犯行の立証、犯人逮捕に結びつけている。刑事ドラマや推理小説などで活躍する科学捜査の実体、その最先端の技術、方法など全貌を図解で徹底紹介!微細な証拠も大いに真実を語る、犯罪は絶対に見逃さない。

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