【初詣】一年で一番の開運チャンス!
大晦日からお正月は、一年で最も運気がUPする期間です。ぜひ、新年の最初に神社にお参りし、無事に一年を過ごせたことへの感謝を伝え、今年も健康で平穏に暮らせるように祈願しましょう。
初詣は、もともと、その家の家長が、大晦日の晩から元旦にかけて氏神神社にこもり、新年に福をもたらす「年神さま」の訪れを待つ「年ごもり」という習わしでした。それがいつしか、大晦日の夜にお参りする「除夜詣」と、元日の朝にお参りする「元旦詣」に分けられ、元旦詣が現在の初詣として定着していきました。つまり、初詣は、ご先祖さまたちから受け継ぐ、大切な新年の開運祈願の行事なのです。
初詣の前には、年神さまをお迎えするための準備が大切です。年神さまは、家族に新しい年の「運」や「福」を運んできてくれる、新年最初にお会いする開運の神さま。家をキレイに掃除して清め、玄関に門松、しめ縄を飾り、床の間などに鏡餅を用意します(詳細は80ページ)。一年で最大の開運日にするためにも、大晦日から元旦にか
けては、家族揃って、心清らかに家で過ごし、年神さまをお迎えしましょう。
年神さまをお迎えしたら初詣へ。1月7日までの「松の内」の期間中(地域によっては1月15日まで)に、新年のご挨拶に行くようにしましょう。「初詣はどこへ行けばいいの?」「近所の神社でいいのかしら?」「やっぱり人気の神社がいい?」「お寺でもいいの?」 など、よく質問されますが、初詣は、まずは氏神神社へお参りするのが習わしです。
氏神神社とは、ご先祖さまを辿った先にいる神さま「氏神さま」がお祀りされている神社のこと。氏神さまは、あなたの代々のご先祖さま同様、生まれたときからあなたを見守り、応援してくれている、一番ご縁が深い開運の神さま!(詳細は94ページ)。今も昔も変わらない、一番身近な神さまなのです。
もし、「松の内」の期間に氏神神社にお参りできない場合は、日々の生活を守ってくださっている土地神神社や、あなたの生まれた土地を守る産土神神社を優先してお参りしましょう。そのあと、お気に入りの神社(崇敬神社)へお参りを。「氏神神社へお参りできないと、氏神さまが怒っちゃうのでは?」と、心配する人もいますが、大丈夫! その場合は、氏神神社がある方角に向かって心を込めて、感謝と新年のご挨拶をする「遥よう拝はい」を。感謝の思いを込めて遥拝すれば、神さまはあなたを応援してくれるはずです。 そして、初詣では、ぜひ破魔矢を授かりましょう。破魔矢は、「魔(厄災)」を破って浄化し、一年の幸福を射止める縁起物。ぜひ玄関に飾ってください。
出典:12ヶ月の開運神社カレンダー
【書誌情報】
『12ヶ月の開運神社カレンダー』
白鳥詩子 著
ほかでは語られていない、 「開運速度がぐんとアップする」特別な神社参拝を伝える1冊。 神社を守る家系に生まれ、11歳で巫女デビューした著者が、 お参りするのに「最適な開運日」を月ごとにピックアップし、 その意味合いと、神様が耳を傾けてくれる願いの伝え方をご紹介します! 神様との「ご縁」が深くなり、神様に愛されながら、 どんどん願いを叶えていける素敵なサイクルが生まれます。 気になる参拝のお作法や、暦にそった開運フード、お願いごと別のおすすめ神社も掲載! 神社好きも、神社巡り初心者も楽しめます。
公開日:2022.01.01