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お勘定の時に「おあいそ」はNG!言ってはいけない理由とは?

勘定のときに「おあいそ」はNG?

寿司屋など飲食店で勘定を済ますとき、「おあいそお願いします」という人が多いものですが、この言葉遣いは正しいのでしょうか。「おあいそ」とは漢字では「お愛想」と書きます。「お愛想」とは(お店側が)「本日は来店いただきありがとうございます。愛想がなくて申し訳ありません」という意味があります。

「 江戸時代、客と店との間に信頼関係が築かれ、その場その場で支払いを済まさず「ツケ」で飲食をするのが当たり前のときがありました。当時客が「おいあそ」という言葉を使うことはイコール、今までのツケをすべて清算し、その店には二度と来ないという意味になったというのです。「おあいそ」という言葉には「ツケ文化」とも関係があったと言えそうです。

つまり「おあいそ」を客のほうから言うと「愛想が尽きたのでもう帰ります。会計をお願いします」という意味になってしまうのです。もしこんな言葉を店主に直接言ったらどうでしょうか。言われたほうは、がっかりした気持ちになることは間違いありません。普通に「チェック」や「会計」「お勘定」と言うのが良いでしょう。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための日本語と漢字』
監修:山口謠司

「ニッポンとニホン使い分けは?」、「なぜ緑色なのに青信号?」「十二支の本当の意味とは?」、「間違って使うと恥ずかしい敬語は?」日本語と漢字にまつわる、とことん面白くてためになる話。単なるうんちくにとどまらない、使える日本語、生きた日本語から、日本人が覚えておきたいしきたりや文化、マナーまで幅広く紹介。図解でよりイメージができ、面白いほどかんたんに、日本語の興味深い「なぜ」と、正しい日本語の知識が増える1冊!

公開日:2021.07.21