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知ってトクする!清涼飲料水が1本10円で買える仕組み【経済の話】

Text:神樹兵輔

知っておきたい飲み物の超おトク術

コーラやジュースといった清涼飲料水は、ネット通販のまとめ買いなら、半額ぐらいの値段です。ただし、安いからといって、同種の飲料を大量買いするのは、出費も嵩む上に置き場にも困ります。買わない選択もありますが、子供のいる家庭ではそうもいきません

そこで便利な格安購入法を覚えておくとおトクなのです。世の中には、格安自販機というのがあり、近年その設置台数が増加傾向です。これを見つけておくとよいわけです。

清涼飲料水に限らず、食品には必ず「賞味期限」や「消費期限」があります。スーパーなどでは、閉店時間が近づくと、惣菜食品は必ず割引価格になるものです。格安清涼飲料水の存在も、これと同じ原理がはたらいています。スーパーやコンビニなどは、在庫管理の都合上、賞味期限が半年を切った商品は仕入れてくれません。

そこで格安自販機を専門に展開する格安ベンダー(販売会社)の登場となります。こうした業者は、賞味期限が半年を切った商品だけを対象に扱っています。

通常、メーカーは賞味期限が半年を切った在庫については、一般の自販機で1本120円〜160で販売される清涼飲料水でも、製造原価に限りなく近い20〜25円程度で見切り処分します。

格安自販機業者は、これを自社の自販機に組み込み、100円、50円といった値付けで販売するのです。そして賞味期限が1カ月に迫ったら、1本10円といった仕入れ値以下の価格で見切り処分を行うわけです。

こんな自販機をどう見つければよいのでしょうか。直接ベンダーに聞くか、人通りの少ない場所やビルの1階フロアなど、一般の自販機では売上が見込めない場所を探すと、コアなファン向けに置かれているのを発見できます。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 経済の話』
監修:神樹兵輔

日本の社会をとりまく環境は日々変化を続け、日本経済を知ることはイコール「世界や社会の今」を見ることにもなる。行動経済学から、原価のしくみ、生活に密着した経済の疑問や問題点など、いま知っておきたい経済の基本を、身近なテーマとともに図とイラストでわかるやすく解説、読み解く一冊。