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ストレッチをする際に正しい呼吸法を行うことが超重要なワケとは?【一流が実践する人生を変える呼吸法】

硬い筋肉は血行障害を起こしやすい

体が硬いと感じている人は、一度はストレッチをしたことがあると思います。ストレッチとは、筋肉や関節を伸ばして体の柔軟性を高めるのに適した運動です。スポーツでは、ウォーミングアップやクールダウンとして活用されますが、日常的に体の調子を整えるために、様々な形で行われることが多くなってきました。

硬くなった筋肉というのは、血行障害を起こしやすい状態です。血管が細くなり血流が滞ってしまいます。それらを解消するには、筋肉を柔らかく刺激してあげることです。

ストレッチの効能を向上させるのが「呼吸」です。呼吸と組み合わせることで、筋肉へのアプローチがしやすく効果抜群になるのです。呼吸をすることで、酸素をたくさん体内に取り込みます。そうすると、血液に酸素が行き渡り、血液循環も良くなります。

血流が上がると、筋温が上がります。筋温とは、その名の通り筋肉の温度ですが、筋肉が活動し収縮を繰り返すことで、筋肉の血流量が増加されます。増加されると筋肉が温まり、血液中の酸素や栄養分がより流れやすくなるのです。つまり、呼吸をするだけでも血流は良くなりますが、ストレッチをして筋肉を活動させることで血流量が増加するので、体(筋肉)の疲労回復も早くなります

筋肉に柔軟性がなくなるのは、筋肉が活動せずに冷えているからですが、筋肉には必要以上に伸張しないようにセンサーがついています。そのセンサーを筋紡錘、腱紡錘と言います。そのセンサーには、これ以上伸ばしたら故障してしまうという限界が脳からの信号によって伝わるのですが、徐々にこのセンサーに対して「大丈夫だよ」と思わせ、少しずつ筋肉が伸びるようにします。

このセンサーを緩和させるのが呼吸です。呼吸をすることで、酸素が入り筋温が上がるため、センサーも「もう少し伸ばせる」と感じるのです。ストレッチ+呼吸。これが柔軟性を生むポイントです。

出典:『一流が実践する人生を変える呼吸法』著/宮﨑裕樹

【書誌情報】
『一流が実践する人生を変える呼吸法』
著者:宮﨑裕樹

人間が健やかに生きていくうえで大切な呼吸を整えることで、腹横筋、肩甲骨などの体幹部や臓器を活性化し、ストレッチやトレーニングの効果を飛躍的に高めるメソッドを紹介する一冊。一流のスポーツ選手や数多くの芸能人が、実際に取り組んでおり、健康を高めつつ、ストレスを軽減した生き方のヒントがここにあります。